東海道を歩く 水口宿から関宿(その1)の続きです。
水口から土山に入りました。
【東海道五十三次 土山宿】
「坂は照る照る 鈴鹿は曇る あいの土山雨が降る」
東海道の難所であった鈴鹿峠を馬を引いて歩いた「馬子唄」として伝わります。
「(亀山の関宿から西に歩いて)坂下宿では晴れていたが、鈴鹿峠の頂上では曇っていて、土山宿に入るころには雨になっていた」
これは、天気は西から変わるから鈴鹿峠越えの時は用心せよ、という事で旅人の間にも広く伝わっていたのただろうと思います。
歩いた日は晴れの良い天気でした!☀
スマホなら拡大してみる事が出来ます。看板がまぶしく光ってますが。
5年前に歩いた時は通り過ぎてしまった「白川神社」足腰にご利益がありそうなので時間を押しても参らなければ!
拝殿の周りを左回りに三周して願い事を唱えます
体のどこをなぞったのかは内緒です(笑)
さっそく落とし物をしてきました。
入り口道路脇のグレーヂング溝に赤いボールペンが吸い込まれて行きました( 一一)
厄落としになったのかしら。
ほどなく、現在の宿駅「道の駅 あいの土山」に着きました。食事時で家族連れでとても賑わっています。
ここでは楽しみにしているものがあったのです。それは・・
鈴鹿峠のふもとにある「十楽寺(じゅうらくじ)」さんを訪ねました。
こちらには「甲賀三大仏(こうかさんだいぶつ)」とされる日本最大級の阿弥陀如来坐像を拝むことが出来ます。本尊以外にも秘仏とされた貴重な仏様を拝めます。
拝観料としておとな500円納めますが、一体一体丁寧に解説して頂きとてもお勧めです。(お礼にリンクを張りました)
鈴鹿峠の近江側(滋賀県側)には「万人講常夜灯(まんにんこうじょうやとう)」があります。石の重さは推定38トン、高さ5メートル以上あります。
見れば見るほど危なっかしいバランス 建てられた江戸中期以降、地震でこけないのが不思議です。
こちらには駐車場やトイレもあって、高畑山の登山客も利用します。登山客の方が多いでしょうか。
歩き始めてここまで5時間半 目指す関宿まではあと2時間近く・・
鈴鹿山脈を隔てて、三重県側は急峻で滋賀県側はなだらかな地形であるのが一般的です。琵琶湖の成り立ちとも関係あるのでしょうか?
鈴鹿峠の守護神を祀る片山神社 切り立った峠の陰になって「すずかおろし」にさらされることなく美しい紅葉が見られます。
【東海道五十三次 坂下宿】
浮世絵「坂下宿」のイメージに似ていますか?
東海道五十三次 水口宿⇒関宿
歩いた距離はちょうど30キロメートル、神社やお寺の参拝時間も合わせて7時間半の行程でした。1日の歩数は41000歩でした。強行軍ですが、上のコース図を参考に一度チャレンジしてみてください。
週明けからぐっと寒くなるそうな。
【東海道 水口宿~関宿をあるく👞👞👞(1・2)】終わり
東海道歩き 水口宿から関宿(その1) 2021年11月20日(土)☀ - kotarosandayoneの日記 (hatenablog.com)