頭が痛くて、口を開けるたびにアゴも痛い。ついでにお尻の方が痛くて会社を休んでしまいました。
世間はオミクロン株にも悩まされ、私の周りで元気なのは津市会議員選挙の選挙カーだけです。(2022年1月22日現在)
家でじっとしているのも辛いし、むろん出かけることも出来ないので、街道歩きの日記を更新することにしました。
三重県の亀山市と岐阜県の関ケ原町をそれぞれ起点とし、東海道と中山道をほぼ南北に結ぶ「巡見道(じゅんけんみち)」を3回に渡って紹介します。
巡見道というのは江戸時代、将軍の代替わりの度に幕府の視察団である「巡見使」が地方を見て回るために通った道の事で、現在の国道306~365号のルートは現在でも「巡見(街)道」という名が残っています。
「巡見道」その①では、亀山市から三重郡菰野町までのルートを2021年5月に歩いた時の事を写真で振り返ります。
関係なさそうな写真が出てきました。
巡見道歩きの前日に軽くウォーミングアップしようとJR紀勢線に沿ってひと駅歩き、亀山で宿泊。お手軽な一泊旅行気分です。
気分転換に近場でも良いのでホテルで泊まる事があるのですが、亀山市のアパホテル三重亀山はもう定宿です。
部屋が広くて、テレビが大きくて、しまむらとセブンイレブンがホテルと背中合わせ。道の反対側のお好み焼き屋は大当たりでした。
【リンク】
【公式】アパホテル〈三重亀山〉(アパ直なら最安値)宿泊予約 ビジネスホテル (apahotel.com)
巡見道歩き その① 2021年5月23日(日)☀ 亀山市~三重郡菰野町
まずは東海道から出発です 亀山宿の江戸口を出て東に向かいます。
東海道から分かれて、巡見道のスタートです 郵便局の角から写真奥に向かいます。
亀山と言えば今も世界的ブランドの「亀山ローソク」そして一世を風靡した液晶テレビの「亀山モデル」秋葉原でもずらり並んでいたそうです。そして、やっぱり亀山茶。
巡見道は三重県内でもひとめ最大級(?)のお茶畑「中の山パイロット」を南北に貫いていきます。
お茶の葉っぱを冷やすものではなくて、むしろ逆。
放射冷却による遅霜の害を防ぐために地表付近と扇風機あたりの空気を混ぜるそうです。下が冷たくて上の方の空気の方が暖かいそうな。
ようやく街道らしい道しるべを見つけました。
「みえ歴史街道ウォーキングマップ」によると大正3年のもので、そう古いものではありませんが、右 巡見 左 野登(寺)と書かれているのか何とか読めました。
【リンク】(三重県のホームページ)
みえの歴史街道/ウォーキング・マップ:巡見道 (mie.lg.jp)
伊勢の国の丘陵地を南北に結ぶ巡見道は、幕府のお役人だけでなく多くの旅人も行き交った事でしょう。
国道306号と言えば、私も仕事で良く通りました。
巡見道は、今では近所の生活道路です(亀山市川崎町)
現在の国道306号に沿う箇所もあります。注意が必要です。高架は東名阪自動車道
鈴鹿山脈から流れる川の水は豊富ですが、土地の低いところを流れているため、かんがいのために多くのため池が作られています。
この辺りは「巡見旧道」「巡見新道」「巡見別道」が分岐したり並行したりしています。一番歩きやすい道を行きました。上の写真は新道です。
丘陵地の亀山とは違い、鈴鹿の茶畑は平坦なイメージです。
昔は水沢茶(四日市市)、大台茶(大台町)などお茶の生産が盛んな地域の名前で親しまれましたが現在は三重県産のお茶は「伊勢茶」として流通しています。
三泗(さんし)地区を東西に延びる菰野道(湯の山街道)に合流して、巡見道歩きの初日はおしまい。普段はその続きを歩くと決まっているのですが。
鈴鹿の山をたっぷり見ながら歩いていると山に登りたくなり、翌週は巡見道歩きを中断して御在所岳と鎌ケ岳を登ってしまいました!
次回は街道歩きとは全く違った荒々しい写真を公開するかもしれません
巡見道歩き その① 2021年5月23日(日)☀
亀山市~三重郡菰野町 所要時間約6時間30分
2022年1月21日(金)三重県津市の自宅にて更新(会社休み)
***病院で薬をもらって来たのであしたはもう少し楽になりますように
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