その①では東海道の四日市宿から桑名宿までの15キロを歩きました。
翌日に桑名からいなべ市北勢町の阿下喜(あげき)まで「員弁街道」をたどる約20キロメートルを歩いた時の写真を紹介します。
桑名から三岐鉄道北勢線の終着駅・阿下喜まで歩いて、帰りは歩いてきた道を眺めながら北勢線で桑名に戻ります。
2022年2月27日(日)☀晴れ 時々☁
ローカル線の区間を歩くので、終着の阿下喜からスタートして桑名に歩いて帰って来るという方法もありますが、
待ち時間が出来ても阿下喜の街を散策しようという事で、予定通り始発の桑名駅から歩き始めました。
東海道と員弁街道の全盛時の通行量を比べると今の東海道新幹線と三岐鉄道北勢線の輸送量の違い位はあるでしょう。
鈴鹿山脈と北勢線、そしてお地蔵さんが主体の写真となりそうです。
「三岐鉄道北勢線 撮り鉄の旅」ではなく、改めて「員弁街道の歩き旅」です。
安渡寺(あんどじ)は伊勢西国三十三観音霊場の第三十番札所です。
【リンク】
伊勢西国三十三所観音巡礼公式サイト – ―もう一つのお伊勢まいり― (isekannon.jp)
このあたりの神社やお寺は員弁街道の北側の丘陵地にあります。
この日は暖かいという予報でしたが、思ったより寒かった。ニット帽にマフラーと真冬仕様で歩いてました。持ってきてよかった。
竜が尾を手前にとぐろを巻いて寝そべっているように見える事から山の名前がついています。頭が向こう(てっぺん)です。竜の背中に見えますか?
実はこのようなロケーション。「ひと列車で二度おいしい」写真が撮れます📷
逆に阿下喜から桑名に向かって歩くと終始この風景を背にして歩く事になるのでちょっと勿体ないのです。
いなべ市には 大泉新田 畑新田 笠田新田 などの地名が多くあります。
さて忠実に「員弁街道を伝って」きましたが、ここまで三岐鉄道北勢線の写真を掲載している以上お約束のアレを撮らなければなりません。
という事でここで「あえて」員弁街道ルートから外れます。
北勢線の線路と下の道路、水路が斜めになっているので編み出された石積みの工法です。芸術的ですね~
しつこいようですが、「ここまで電車の写真を撮っていて、橋を渡る電車を撮るのがお約束では??」
スマホで電車のダイヤを確認し、ここで40分電車を待つことに。
踏切を渡らなければ参拝出来ない神社の周りをうろうろしていました。「神社専用」踏切に遮断機はありませんでした。
阿下喜駅までもう少し 古い看板で「六石駅」とありますが、駅は現在ありません。
そうして阿下喜駅に入っていきます。折り返しのあの電車に乗って桑名に戻ろうと思いますが間に合うかしらん?
「右 こもの 四日市 左 くわな」
阿下喜では有名な道しるべなのでしょうか。
ほぼほぼ「北勢線 撮り鉄の旅」になりましたが、終始鈴鹿の山を眺めながらの楽しい歩き旅でした。山の雪は次第に解け、やがて桜の季節を迎えます。
2022年2月26日(日)☀午後からは晴れました
員弁街道歩き 北勢線 西桑名駅⇒阿下喜駅 約20キロ 所要時間6時間40分
(2022年3月6日 ブログ更新)
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