突然ですが、全日本大学駅伝のレースを伊勢市駅前で見て来ました。あとで録画したテレビをみたら2秒だけ自分が写っていました(笑)。大会レコードで優勝した駒澤大学おめでとうございます!
さて私の自転車のスピードは駅伝ランナーの速度と変わりません。平均時速20キロ位です。今回のコースは、前回の歩き旅を逆に回るような感じです。
地図の赤いルートが前回歩いた道のり。日帰りで28キロ位でした。今回は1泊2日でJR川添(かわぞえ)駅をスタート&ゴールに、南伊勢町の神前浦(かみさきうら)に向かい、民宿で1泊。翌日は赤いコースを逆にたどるような感じで国道42号に合流し、スタート地点に帰ってくる感じです。今回の目的は。。
1.‟険道”(県道)を自転車で克服し、峠からの眺めを見て充実感に浸る
2.「同じ所走るんだったらこの前の旨かった干物買ってきて」と頼まれ、お使い。
3.南伊勢町の朝日を灯台のたもとから見る 4.全部屋8畳以上の民宿でくつろぎ、夜は日本シリーズを見る 5.アクシデントに見舞われず安全に帰る♬(すべて達成できますように)
JR紀勢線 川添駅に車を停めて、自転車で出発!
川を渡って最初のお使いじゃなくて、お土産を買おうと思って調べていたのですが。
【リンク】口コミ一覧 : 亀屋勉強堂 - 川添/ケーキ [食べログ] (tabelog.com)
2021年10月29日(土)☀晴れ
出鼻をくじかれたような感じで、自転車旅のスタート。まあこの後良い事もあるか。
この辺りは「熊野脇道」と呼ばれ、2年前に歩きました。いよいよ難所の藤坂峠です。
もうこの辺からしんどくなってきました。自転車自体が古くて重いから~(言い訳)。
ようやく藤坂峠の電波塔が見えて来ました。
標高538メートルの峠から見る太平洋は圧巻です。藤坂峠は自転車ではしんどくて大変ですが、自動車同士ではほとんど対向できない道なので、運が悪いと進退窮まります。お気をつけて。
真下に見える集落まで一気に下って行くのだけれど、ブレーキレバーを握る手のひらが持たないくらいの急な下り。細かい石を踏んで運が悪ければ即パンク⚡。石でハンドルを取られたら即、谷底へ~。おまけに、数十匹の猿の軍団に遭遇。
何とか安全に下りて来ました。藤坂峠は1回で十分です。バイク好きの方ならどうぞ。
下りて来た藤坂峠を振り返る 白い岩肌は石灰岩を採石している
ベルトコンベアが何と山頂まで続いている。上の方はスキー場のリフトの様に遠目に見えました。
南伊勢町神前浦(かみさきうら)。旧南島町の役場がありました。(現在は南伊勢町役場南島庁舎)みなとまちの路地の突き当りに、今日のお泊り「民宿八方」さん。
今日の宿泊では一番乗りだったので部屋を選ばせてもらいました。「広いですねえ~」
女将さん「10畳あります お風呂は順番です。お湯加減を見て来ますから」
こういう宿では「もっと後で入ります」と言わないように。「家族風呂」ですから。
私「ではあと15分したら入りますね。プシュ~(缶🍺を開ける音)・・・いや、畳10畳より広いでしょ~」
数えたら12畳半ありました。おかみさん間違ってます(笑)。。
ぼちぼち着替えたし、15分位経つかな。「お風呂頂きます」(入浴中)「お風呂あがりました」
夕食の時間までにもう一杯。プシュ~(缶酎ハイを開ける音)
食事の後は部屋に戻ってプロ野球日本シリーズ第6戦。オリックスの自慢の先発・中継ぎ陣がヤクルト打線をわずか1安打に封じて3-0の完封勝ち。このシリーズ逆転で日本一に王手をかけました。
ZZZZ・・・・(いつのまにか寝ていました)
2022年10月30日(日)きょうも☀ハレルヤ~
玄関でおかみさん「おはようございます」(どこいくの~?)
私(見つかった!)「・・ちょっと朝の散歩に出てきます」
といって自転車で出かけたもんだから、ちょっと不安にさせたようです。ちゃんと戻って来るっていうの。
きのう降りて来た藤坂峠が港からも良く見えます。山のてっぺんから朝日が当たりはじめます。
う~ん。良い感じ。早めに起きて良かったな。
朝日が反射している吉津灯台。タイル張りで六角形の形をしています。昭和27年初点灯。
夕食も朝食も、6畳のひとり部屋で食べさせてもらいました。泊り客が団体さん主体の頃は、ひとり泊だったらこの部屋だったろうな。畳半畳の押入れがあって学生時代のアパート暮らし(4畳半一間と台所)を思い出しました。
さて、今日もペダルを蹴って時計回りに南伊勢町から大紀町に戻ります。
きのうの藤坂峠に比べたら傾斜も路面も大分マシですが、そこそこアップダウンはある。今から会社の同僚が楽しみに待っている、干物を買います。
店の外観はこのようにポツンとある感じだけれど、朝から地元の人が代わる代わる訪れては、まとめて買っていくー。
峠の看板でおなじみの?「南伊勢町 三五七や(さごひちや)」要チェックです!
大内山川の写真を撮っていると警報機が鳴って、まさかと時計を伺ったらゴ~という独特の太いディーゼル音。「南紀1号」名古屋発・紀伊勝浦行と遭遇。2日目の朝もついているぜ。
いつも鉄道の話に「脱線」しますが、こちらのつたない手書きの地図は「特急南紀の車窓ガイド」の決定版です。著作云々言いませんので、紀勢線の景色と共にこちらを引用してつぶやいてくださいませ。お願いします。
調子よくゴールを目指していたのだが、交差点の手前でコンビニの敷地をショートカットして左折したら、その場でパンク。グレージング溝のバリにタイヤを引っかけたようです。あれだけ尖った砂利だらけの藤坂峠でも大丈夫だったのに。
ついていないのか、ついているのか、屋根付きの大きなバス停があったので、タイヤのチューブを交換して30分以内に走り出しました。
最後に「ひもの屋」の前で撮影した愛車とバスの写真を。説明なし。
今回は特にオチもありません。藤坂峠を車で越えるのはやめましょう。干物や海産物は南伊勢町で買いましょう。かつては陸の孤島とも呼ばれた国道260号沿線はバイパスが出来て年々走りやすくなっていますが、旧道に少し入ってみると良い景色に出会えるかもです。
2022年11月6日(日)全日本大学駅伝の日に更新
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