2023年度がスタートしました。スポーツなどでも21世紀生まれの選手が活躍するなど、時の流れの早さを感じます(当方1966年生まれ)。という事で今回は
「世界遺産に認定された1400万年前の痕跡を訪ねる旅」を紹介します。
私の中ではむしろ「子供の頃から親戚一同で集まり従弟(いとこ)同士で走り回っていた場所」です。そのころは火山とかマグマとかの興味も知識もなくて。ただ子供心に「熊野はスゴイ地形だなあ」と思っていたのを思い出します。
上の写真は太平洋に向かってほえる「獅子岩」と熊野市駅前の”魔境”華城山です。
神社や寺が「あんな場所」にある知られざるワケ | 読書 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース (toyokeizai.net) 【外部リンク】
あ。カルデラの周辺では温泉もそこかしこで湧いていますので皆さんお立ち寄りください。中世(1000年以上前)から続く熊野信仰は実は温泉の効能だったといいます。(詳しくは「小栗判官の蘇生伝説」にて)
2023年4月ー☀️
一棟貸し切りの海の宿。二木島駅徒歩10分。新鹿海水浴場まで車で15分、伊勢神宮まで車で1時間半 - 借りられる一軒家 - Kumano, Mie, 日本 - Airbnb【外部リンク】🌸🌸🌸
「世界遺産鬼ヶ城のサクラを今見逃したら来年(2024年)になってしまう…」との思いで、今回も🚙&🚞で熊野市にやってきました。今回の日記は
JR有井駅⇔花の窟神社/獅子岩(世界遺産)⇔熊野古道浜街道~松本峠(世界遺産)⇔鬼ヶ城(世界遺産)⇔「熊野市駅前の魔境」華城山(1400万年前の遺構)という、ブログ史上最大の「半日(約4時間)コース」のウォーキングルートです!
超おすすめです。見るだけでどんぶり飯🍚🍚2杯はイケますね。
鏡餅のような神饌(神様への捧げもの)を載せる台という事で、駅舎の上に熊野の神様が座っているのかと思いましたが、そのような記述は見受けられませんでした。見える人には見えるのかも??
【JR有井駅⇒花の窟神社 徒歩 約10分】
花の窟・花窟神社【はなのいわや】 世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』 >> 世界遺産 花の窟 (hananoiwaya.com) 【外部リンク】
日本書紀によると「イザナミノミコトが火の神・カグツチを生んだとき、焼かれて死んだ」とあり、ここでは自然の岩屋がイザナミの化身?に見立られて崇拝されています。
イザナミは天照大神の母親的な存在である事から、昔伊勢に参った人たちはどんな困難を乗り越えてでも熊野の神々に祈りをささげたいと思うのは自然な事でした。
現在では名古屋から熊野市まで高速道路が一気に伸び、神社の前は道の駅やコンビニもあって大変便利な観光地?となっています。鳥居を潜ってすぐに👂?となるのですが。
国道42号(今の熊野街道)のすぐ脇にあるのに、境内に入ると車の音がしなくなる。
いつもナゼだろうと考えていたのですが、イザナミノミコトの御神体(岩)に太平洋の波の音が反響し、「あたりの物音」をかき消していたのでした。
車もない時代に、はるばるここまで歩いてやって来た旅人たちは全身、波の音に包まれると同時に、どれだけこの地を畏れ敬った事でしょう。
お参りをすませて入り口に戻ると車の往来が多く、俗世間に?引き戻されます。しかし横断歩道を渡って低い堤防の上に出てみると👀!
今度こそ波の音しかしません。今回の旅では歩き目線で初めて目にする太平洋。子供の頃から見慣れている風景のはずなのに改めてビックリしました。
やはり駅舎には 導きの神様 がいらっしゃたようです。
七里御浜を見て歩きましょう!
ひとり投げ釣りを楽しんだりー
恋人と時間を忘れ佇んでいたりー。
妄想が暴走しても構わないのです。そこが、熊野。
バスが通り過ぎる岩は獅子岩と対をなす「神仙洞」です。熊野市街の奥にある大馬神社の狛犬とされています。
では今から下の地図で縦横無尽に歩いていきます。ゴールの熊野市駅では、特急の出発までにはあと2時間。次の普通列車までは3時間。どう歩こうかな。
まずは緑のライン、熊野古道伊勢路が通る町中を松本峠まで歩いていきます。
「熊野古道通り」には熊野大花火や丸山千枚田などの写真が飾られています。
地元出身の歌手、紀の川良子さんのポスターが脱衣所に沢山貼ってあった、休業中の銭湯。
びっくりしますが、「花火屋さん」の看板だと思われます。
熊野古道おもてなし館 | 世界遺産・熊野古道/熊野市観光公社 (kumano-kankou.com)【外部リンク】
いよいよ、熊野古道松本峠の西の入り口につきました。鉄砲で撃たれたお地蔵さんとは? 鬼ヶ城には本当に鬼がいる? 知る人ぞ知る熊野市駅前の魔境(秘境)とは??
タイトル通りですとここから本番なのですが、長くなりそうなのでその②に続きます。なるべく③まで行かないようにまとめますが、もし③まで行ったらごめんなさい。
2023年4月1日(土)更新 ■■■■■■
熊野市の世界遺産「鬼ヶ城」🌸🏔🌊 完全攻略本(本じゃない)その② - kotarosandayoneの日記 (hatenablog.com)