熊野市の「鬼ヶ城」には2つの側面があり、ひとつは吉野熊野国立公園に属し、鬼の住む場所といわれ世界文化遺産にも登録された、ジオパークとしての鬼ヶ城。もうひとつはこの地方に勢力を誇った有馬氏が1500年代に築いた山城としての鬼ヶ城。
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世界遺産熊野古道・松本峠から有馬氏の鬼ヶ城を訪ね、海と桜のコントラストを楽しみ、後半はジオパークの鬼ヶ城をぐるりと一周するー。
ワクワクがとまりませんね。
上の図のオレンジのラインと青のラインを一周しますが、桜の道は急なので、時計回りに歩いて、前半は松本峠、後半は「海の鬼ヶ城」散策をお勧めします。
古道歩きはハイキングの格好や準備が必要ですが、熊野市駅側からの松本峠はさほど急ではないので杖は必ずしも必要ではありません。むしろ海の鬼ヶ城では杖が邪魔になるのでリュックに収まる折り畳み式の杖があれば万全でしょう。
松本峠の大泊側は急な階段ですが、熊野市駅前からは歩きやすい道です。
峠につきました。お手洗いの所から6分でした。
世界遺産 鬼ケ城 || 鬼ケ城周遊マップ || 松本峠(まつもととうげ) (onigajyo.jp)【外部リンク】
では、ここから鬼ヶ城址に向かいます。
東屋から見る七里御浜の景色は格別。松本峠越えで、ここまで来る人も沢山います。
「三重の山城ベスト50」の作図を頼りに、有馬氏の築いた鬼ヶ城を縦走します。
Ⅵ郭~Ⅴ郭に上がる前の竪堀(たてぼり)。竪堀とは斜面に平行に彫られた空堀の事です。
桜の道は例年3月から4月にかけて、様々な桜が代わる代わる咲いて楽しめます。下の写真は2019年3月9日に撮影したヒカンザクラ。
いつのまにか、鬼が2人?出現していました。
レストランや土産物店のある鬼ヶ城センターは休憩にも最適 青鬼のおしりが写っている(笑)
ここからジオパークとしての鬼ヶ城のスタートなのに、やはりその②では収まりそうにない。その③に続きます。
2023年4月2日未明 更新 ■■■■■■
熊野市の世界遺産「鬼ヶ城」🌸🏔🌊 完全攻略本(本じゃない)その③ - kotarosandayoneの日記 (hatenablog.com)