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熊野市の世界遺産「鬼ヶ城」🌸🏔🌊 完全攻略本(本じゃない)その②

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「鬼の見晴らし場」

鬼ヶ城西口にある案内図

熊野市の「鬼ヶ城」には2つの側面があり、ひとつは吉野熊野国立公園に属し、鬼の住む場所といわれ世界文化遺産にも登録された、ジオパークとしての鬼ヶ城もうひとつはこの地方に勢力を誇った有馬氏が1500年代に築いた山城としての鬼ヶ城

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世界遺産熊野古道松本峠から有馬氏の鬼ヶ城を訪ね、海と桜のコントラストを楽しみ、後半はジオパーク鬼ヶ城をぐるりと一周するー。

ワクワクがとまりませんね。

上の図のオレンジのライン青のラインを一周しますが、桜の道は急なので、時計回りに歩いて、前半は松本峠、後半は「海の鬼ヶ城」散策をお勧めします。

不動明王の下に人間がぶら下がっているように見えるのがユニーク

まもなく、不規則な石畳が出て来ます

古道歩きはハイキングの格好や準備が必要ですが、熊野市駅側からの松本峠はさほど急ではないので杖は必ずしも必要ではありません。むしろ海の鬼ヶ城では杖が邪魔になるのでリュックに収まる折り畳み式の杖があれば万全でしょう。

車道と合流しますが、まもなく車道も途切れます

お手洗いもあります 下からここまで10分足らず

松本峠の大泊側は急な階段ですが、熊野市駅前からは歩きやすい道です。

「洗い越し」と言って、雨水がここを流れて道を守ります

峠につきました。お手洗いの所から6分でした。

団体のバスの一行でも休める位のスペースがあります

松本峠のシンボルはお地蔵様

お地蔵様の足元には“鉄砲傷"があります 右の丸い穴

世界遺産 鬼ケ城 || 鬼ケ城周遊マップ || 松本峠(まつもととうげ) (onigajyo.jp)【外部リンク】

熊野の人柄を表すような 穏やかな表情です

では、ここから鬼ヶ城址に向かいます。

正面に東屋が見えて来ました

東屋から見る七里御浜の景色は格別。松本峠越えで、ここまで来る人も沢山います。

獅子岩側から見た鬼ヶ城の稜線(右奥)

「三重の山城ベスト50」の作図を頼りに、有馬氏の築いた鬼ヶ城を縦走します。

いったん堀切に下り、急な階段を登り返します

視界が広がって来ました

Ⅵ郭~Ⅴ郭に上がる前の竪堀(たてぼり)。竪堀とは斜面に平行に彫られた空堀の事です。

Ⅵ郭にはベンチがあります

Ⅴ郭からⅠ郭にあがる直前の石積み

Ⅰ郭(鬼ヶ城の本丸跡)

Ⅱ郭(二の丸)から松本峠大泊方面 八重桜がきれい

Ⅲ郭から魔見ヶ島(まみるがしま)

Ⅱ郭から、桜を見ながら下ります 足元注意

桜の道は例年3月から4月にかけて、様々な桜が代わる代わる咲いて楽しめます。下の写真は2019年3月9日に撮影したヒカンザクラ

鬼ヶ城センターの駐車場に下りて来ました

歩いて来た方向を見上げます

春休みで賑わう鬼ヶ城センター

いつのまにか、鬼が2人?出現していました。

レストランや土産物店のある鬼ヶ城センターは休憩にも最適 青鬼のおしりが写っている(笑)

ここからジオパークとしての鬼ヶ城のスタートなのに、やはりその②では収まりそうにない。その③に続きます。

2023年4月2日未明 更新 

熊野市の世界遺産「鬼ヶ城」🌸🏔🌊 完全攻略本(本じゃない)その③ - kotarosandayoneの日記 (hatenablog.com)