kotarosandayoneの日記

街道歩きを中心に、風景などをアップしています

日本一の湖🏖️を歩いて一周 ビワイチその① 彦根~近江八幡 編

楽器の「琵琶」です。ペルシャ(イラン)の発祥と言われ、それがインドや中国、東南アジアに広まり、日本にも入って来たという事ですが。

楽器の琵琶に形が似ているという事からびわ湖」の名前で呼ばれるようになったのは鎌倉時代の頃だそうです。それまでは近淡海、淡海、水海(すいかい)などと呼ばれていました。

琵琶湖大橋の上から」と注釈をつけなければ海にみえる 23/4/9 撮影

波が打ち寄せる「宮の浜」(近江八幡市) 4/8 撮影

「ビワイチ」日本一の大きさの琵琶湖を一周する、の意味ですが、自転車では以前一周した事がありました。湖北に宿をとって1泊2日。今もたまに乗る自転車のフレームには「ビワイチ」のステッカーが貼ってあります。

30年以上前に購入 大事に?乗っています

磨いて撮った方が良かったな (^^;)

歩きも自転車も同じルートなので参考にもらって来たウォーキングマップがこちらで、裏に平成25年(2013年)とあったから発行は10年前ですな。

周回コースだからどこを出発地点にしても良いのだが、びわ湖の東にある彦根に決めました。シュミレーションしたところ私の足で一周するのに10日間かかる上に湖が大きすぎて「1日や2日歩いたくらいでは、景色がほとんど変わらないm(__)m」のです。

これはまずいぞ。ただ湖岸に沿って歩いているだけでは同じような写真ばかりになって飽きられてしまう。いやその前に自分がブログ作成に飽きるかもしれない。それだけは避けたい。今回の誓いとして。

のべ10日間の歩き旅を何としても5話に収める。

毎日、周辺の観光地や名刹などを回って少しでも変化をつける。

例によって前置きだけでこんなに長いのに、果たして大丈夫なのか?

安土城跡のある安土山 彦根に向かう列車の中から 

朝9時15分にJR彦根駅に到着

戦国武将・井伊直政の像があります。井伊家は安政の大獄井伊直弼、そして現在は「ひこにゃん」に引き継がれています??

いわゆる「ゆるキャラ」ブームを引き起こした、ご当地キャラのレジェンドです。国宝彦根城は自転車で水口→草津彦根と回った時に訪れたので、今回はびわ湖を一周してから最後の締めに残しておきます。

2023年4月8日(土)曇り時々雨 夕方以降晴れ 川の中の菜の花も湖からの風に吹かれています。

彦根駅からまっすぐ湖岸にあたると、ご覧の波と空模様

駅から歩いた時に少しぱらついたが、今日は天候が二転三転しそう。実は出発以来、帽子を忘れた事を後悔していたのだが、ここにくると被っていても飛ばされそうです。

沖の「多景島(たけしま)」がアルカトラズ島にみえる

凶悪犯も収監されていた!サンフランシスコの人気観光地「アルカトラズ島」とは? – skyticket 観光ガイド 【外部リンク】

湖岸は夜は冷えるのだろう まだ咲いている桜を見て歩く

びわ湖の湖畔を一周する「ビワイチ」は主に自転車で行く事を指すようです。車道や自転車通路を走ろうとなると、自転車は左側通行ですから、反時計回りが主体となります。

向かって右側が湖岸 自転車道も自転車の交互通行が出来るが、写真では向こうからこっちに走って来る自転車が多く、逆方向の自転車や歩行者(私)は気を付ける。

よりタイム志向の人は車道を走ることになるが、自動車にうまく抜いてもらわなければならない。

「ビワイチ」ウォーキング初日彦根駅から近江八幡市の「西国三十三所巡礼」第三十一番札所の長命寺まで約27キロ。バスで近江八幡駅まで移動して宿泊し、翌日は長命寺を参拝して湖岸の続きを歩き、琵琶湖大橋を渡って堅田駅までの約19キロ。

彦根市の郊外にある滋賀県立大学

きょうは沖島の向こうまで湖畔を歩く

旧道がサイクリングロードになっている

交差点での事故防止のために、丸いパイロンが並べられ、合流点では自転車を下りる様求めています。

合流点を反対側・自転車の進行方向からみたところ

調べていたお店に、開店時間ぴったりに着きました

2階からびわ湖がみられます

一日20食限定ランチを頼むと

ひつまぶしご飯にお刺身にホタルイカに・・ドリンクデザート付きで(^^)/

デザートが出て来る前に雨があたってきました

【追記】お店から100m少し南に歩いたところに、インスタ映えスポットとして有名になった「あのベンチ」があります。僕が通り過ぎた時は雨上がりで、人がいたかどうか記憶が薄いです。

【彦根市のinsta映えスポット】『あのベンチ』の住所・駐車場ガイド|琵琶湖アウトドアマップ (biwako-outdoor.com)

©琵琶湖アウトドアマップ

こちらは別のお店 やはり2階3階をレイクビューに

右ーー長命寺  左ーー八まん と読める気がする

緑地公園でキャンプできるの良いな~ 空いてるしぃ

サイクリングロードは毎年整備が進んでいます

車道にもブルーラインが引かれているが、なるべくこちらにチャリダー🚴を誘導したいのでしょうね。

一方、こちらは湖と反対側の歩道 歩く身としては自転車も車も向かってこないし、むしろストレスなく歩けるかも ただ横断歩道が少ないので、向こうに渡りたいと思った時に渡れない。

田植えを待つ田園風景と河川堤防の🌸 こういうのも良い

滋賀県ご当地クイズ 初級編】

びわ湖に流れる一級河川 何と読む?

 

わざとらしく「愛」の文字のルビを大きく塗って隠してありますが、、

「えちがわ」でした。ではもう一つ【ご当地クイズ:中級編】。

【琵琶湖に注ぐ川は大小関係なく一級河川である】ウソか、ホントか?

【外部リンク】滋賀県の地形・地盤 : ジオテック株式会社 (jiban.co.jp)

【答え】本当です。国交省の河川法で言うと、びわ湖自体が「淀川水系一級河川なのだそうです。「びわ湖に流れ込む川」は大小117本ありますが「湖の一部?」という事で一級河川主に滋賀県が管轄しています。

ちなみに「琵琶湖から水が出ていく川」は瀬田川の1本のみ。もうひとつ、京都のまちにトンネルで水を送る「琵琶湖疎水」という人工水路があります。合わせても2本だけ。100以上入り口があって出口がひとつだけというのも神秘的です。

入り口が一カ所しかない(お給料)なのに数十通りの出口(使い道)がある私のお財布と逆ですね。どちらも干からびませんように~。

愛知川の源である鈴鹿山系をのぞむ 「えちがわ」ですヨロシク。

サイクリングでも利用したコンビニで休憩し、ここまでの一貫した「遠浅の海」のような風景から、海に突き出した半島のような景色に変わります。(くどいようですがびわ湖は湖、いや河川でしたっけ)

「大中の干拓地」とありますが、ボールペンでなぞったところはかつて「大中湖」という湖があったようです。名の通りでしょうね。戦後に干拓されたそうです。

安土城はかつて「湖畔の城」だったようですね

赤の(ゆがんでる)はコンビニ、はゴール、は寺(嘘、英語でtemple=寺)。

ここから西国三十三所長命寺まで2時間は歩く。天気があやしい。

漁港と、沖島への連絡船の港(奥が沖島

湖水が荒れている方が神秘的に見える気がする沖島

さあ、この桟橋から神に近づくのです

すぐその辺で土座衛門になるわ。

余りに神々しいから神の島と思ったら人も住んでいて。

沖島びわ湖に浮かぶ4つの島のうち唯一の有人島で、現在も250人ほどが暮らしています。

沖島の集落から見た、私があるいた湖畔の地形【資料映像】

『島旅 沖島編 ~ 琵琶湖にある有人島!沖島へ ~』近江八幡・安土(滋賀県)の旅行記・ブログ by つきこさん【フォートラベル】 (4travel.jp)【外部リンク】

こんな道をあと1時間半は歩く

海が光って来た、いいぞ~

杉の木と、ブナ科の広葉樹が「お尻り合い」になって何年?

振り返ったところが「湖海三景」 沖島がもう後ろに

なんとも神々しい~ 向こうに比良山系

只今午後4時半。休憩時間も含めて、7時間半歩いて来たのだが、ゴールの長命寺の長い階段を登るには体力も参拝時間も切れている。「ビワイチ」初日はここで切り上げて近江八幡駅行のバスを待ちました(再び雨がバス停に降り込んできて濡れました)。

あしたはここに戻って山を上り始める

風光明媚な地元のスーパー銭湯的な温泉施設

バス停の裏 ここから船が出るのかと思ったら彦根発とか

長命寺からJR近江八幡駅行のバスは「近江兄弟社高校」など聞いたことのある学校の生徒や観光客が乗り合わせてギューギュー詰めでした。こんなに満員のバスに乗るのは学生時代以来だな~。

翌日朝の写真ですが、奥のホテルに泊まりました

明日は長命寺の808段の階段からスタートするし、大浴場のあるホテルで、夕食時はお酒も我慢してゆっくり休むだけ、だったのですが、世界最高峰のゴルフ選手権「マスターズ」が夜通しやっていて寝られないー。(しかも43型の大画面)

ホテルの設計上、タイガーに足を向けて寝ている(苦笑)

さて、びわ湖1周ウォーキングのべ10日間を5話にしよう思ったら、歩き二日分づつまとめなければならないが、びわ湖クイズやサイクルロードの話をしていたら、歩き初日で1話のボリュームになってしまいました💦どうする?こたろー。

あしたはこんな景色に出会えそうかな⛵

「歩きビワイチ」1日目 2023.4.8   彦根駅長命寺近江八幡市)約27キロ 39000歩

2023年4月16日(日)更新 

日本一の湖🏖️を歩いて一周 ビワイチその② 近江八幡~石山 編 - kotarosandayoneの日記 (hatenablog.com)

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