kotarosandayoneの日記

街道歩きを中心に、風景などをアップしています

自転車🚴‍♂️で十津川村の吊り橋めぐり その1「谷瀬橋」

【前回まで】折りたたみ自転車🚴で奈良県の吊り橋めぐり その7 - kotarosandayoneの日記 (hatenablog.com)

パンクした自転車を修理して出直しf(^_^)

ブログ✏️はタイトルも若干変更して「吊り橋天国」十津川村の紹介を続けます。テレビでもお馴染みの?秘境・上湯温泉の宿泊記も後々出て来ますのでお楽しみに!

その1~そのいくつ?) まで行くか、若干心配です(^^;)

©管内吊り橋マップ/奈良県公式HP(一部拡大)

前回シリーズ、その7まで読んでいただいた皆さんへ。「吊り橋難易度」★とはどういう基準なのだろう🤔と思った人もいるはず。

幾つか吊り橋を紹介してきて、そろそろ説明のタイミングなのです(笑)。

難易度★★★★の「小黒谷の吊り橋」(十津川村川津)

こたろー独自の計算式によると、

吊り橋本体のワクワク・ドキドキ度【長さ・高度感・揺れ具合・足元の構造etc 】×0.7+アプローチの困難さ【国道から外れている、見つけにくい、徒歩でのアプローチ】×0.3=『吊り橋の総合難易度』★(難易度・低)~★★★★★(同・最高)

どんな計算式なんだよ。

タイヤのパンクやバス便の少なさなどの教訓を踏まえて、今回はなるべく危ない橋を渡らない様にと自家用車に自転車と荷物を積んで来ました。

🌞対策 ☂️対策 山の宿の🔦対策 🐺対策? などなど

再びバス移動もあるので専用の袋もDAHON

7月15日(祝・月)🇯🇵山の日 ちがう、海の日。

十津川村のお天気予報は『雨 時々 止む🌦️』 位だったのが、出発の前夜になって「雨 時々 強まる☔️」の予報に・・

早朝出発 途中の三重県南部ではこのような青空

朝9時前には和歌山県本宮町の道の駅に着きました

果無(はてなし)山脈には雲がかかっています。山の向こうが奈良県十津川村。雲が上がってくれないかなあ。まだ梅雨は明けていません。

タイヤの水撥ね対策で雨ズボンを履きました 

上は「ツール・ド・フランス🇫🇷」のジャージ👕です。目立てばよいので。でも下が雨合羽👖だから。

車で果無峠を越えて、奈良県十津川村に入り、ホテル昴(すばる)のバス停から自転車を谷瀬の吊り橋(上野地)まで運びます。1時間20分の道のり。

ホテル昴には屋外の芝生広場や足湯などがあって、

この足湯は本当に穴場です。駐車場も広くて外来でも気兼ねありません。ホテル正面玄関の左奥。【温泉名】十津川温泉【泉質】重曹/塩化物泉

更にもう一つ奥にアミューズメント?があって、

野猿】(やえん)です。吊り橋と同じように谷の向こうへ渡るもので、いわば人力のロープウェイ。吊り橋に比べても設備費が浮きますが、一度にひとり、片側通行のみの移動となります。興味のある方は足湯と共にぜひ。

【追加リンク】【十津川村観光協会】 野猿(やえん) (totsukawa.info)

【15.野猿のある所から【1.谷瀬の吊り橋】にバスで向かいます

※注意 奈良県のHP「管内吊り橋マップ」に記載されている「野猿」は2024年現在使用中止です。今回案内しているのは「昴の郷 十津川」(ホテル昴)の敷地内にある「野猿」で、使用できます(駐車場 ともに 無料)

そろそろ新宮からバスが来るかな

自転車のボトルにはアク〇リアスを仕込みました

今日の天気を彼女に聞いてみたいなあ(アカタテハの♀)

「特等席」に座る折り畳み自転車 しかも持ち込み無料

高速バスを除いた日本一の長距離路線「八木新宮線」のバスは上野地🚌🚏に停まりました。吊り橋🌉見学の乗客のために約20分休憩します。始発~終着の乗車時間「6時間半」のうち一番の見どころですから。

こたろーは自転車と共に下車しました 11時20分現在 気温29℃

自転車と吊り橋のツーショット。十津川村の象徴「谷瀬(たにせ)の吊り橋」をじっくりとご覧ください。少々高いところが苦手😱な方も無理せずお付き合いください。

上野地バス停側から歩いていきます 監視員がいます

どうですか 臨場感ありますな 踏み出しは良いか??

高さ約54メートル、木板の幅 約80センチ。

河原の石と重なって見づらいですが、何重もの鉄線が🌉の下にも張られていて橋が安定するようになっています。

人や荷物はもちろん、スマホを落としても谷底には落ちませんが、撮影に夢中でコケないようにしてください。人の事は言えませんが。。

左下に見えているのは「吊り橋の里キャンプ場」というそうです。

このアングルも結構、皆さんから人気があります。

水遊びしている子供たち、楽しそう!50メートル上から覗かれているとは知らず(笑)

まだ半分、150メートル近くあります

お楽しみの途中ですが、ここ(空中)にて、谷瀬の吊り橋についての説明です。

地図が細かいですが、国道側の上野地の集落と反対側の谷瀬の集落を結んでおり、道路橋が出来る以前は、唯一行き来できる手段が「谷瀬の吊り橋」でした。

十津川村観光協会】のHPに詳しいのでリンク先をぜひご覧ください(⇩)

【十津川村観光協会】 谷瀬の吊り橋 (totsukawa.info)

ようやく、橋を渡って反対側に来ました!

谷瀬の集落側からみた吊り橋の全景

橋の揺れを少なくするワイヤー(鉄線)の構造が良く分かりますね。これがないと橋全体が風で左右に揺れたり、歩く事によって左右にねじれたりすると思います。想像するだけで怖いのですが、理にかなった見事な造形美を現地でご覧ください。

谷瀬側にも2~3人が交代で監視していました

吊り橋のアーチを支える主鉄塔

この構造も良く見ると、メインのワイヤー(ケーブル)を直接支えているのではなく、その上部で更にメインを支えるワイヤーがあって、それらを鉄塔で固定しているようです。

のんびりしていますが、自転車の置いてある元の場所に戻りましょう。土木学会奨励土木遺産のプレートがあります。

手を乗り出して、カメラは完全に橋の外です

サービスカットのつもりですが、人によってはハラスメント😱になりませんように。

2週間前に来た時は濃く濁っていましたが、さすがの自浄力、水量です。気を付けて遊んでね。

このアングルで見ると、安心して渡れそうでしょ

肝心の揺れ方ですが、自分の踏み出す一歩一歩の揺れはほとんどなく、何人かの動きを集めた震度3位の揺れ(表現が適切かどうかは分かりませんが)がグラッと数秒おきに来ます。まあそれがコワいと言えばコワいのですが。

やはりここからの眺めは、十津川を代表する絶景ポイントです

📷のレンズを網の目に突っ込んでその前の写真を撮っています。スマホだと多少苦戦するかも。

【谷瀬の吊り橋】1954年竣工 長さ297m 十津川村上野地~谷瀬

こたろー独自の総合難易度は★★★★です(5段階の上から4番目)

【アクセス】国道168号を南北方向からいずれも上野地トンネル(1998年竣工)に入らずに旧道下の地図の緑色の道に入る 有料駐車場🅿あり

撮って来た写真を選ぶつもりで、沢山撮影してきましたが結局ほとんどの写真を掲載してしまいました。「日本一の吊り橋を紹介する日本一丁寧なブログ」だと自負しております(笑)。

ゆっくりしすぎてこの後、暗雲が立ち込めて来たのです。お約束ですね。次回・その2に続きます。(2024年7月24日初回更新)

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【次回】自転車🚴で十津川村の吊り橋めぐり その2「吊り橋とトンネル」 - kotarosandayoneの日記 (hatenablog.com)