kotarosandayoneの日記

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和歌山・えすみで「別荘気分」& 列車の旅🚞🍷☆彡(後編)

 

南紀勝浦温泉 玉乃湯」の成分表 源泉かけ流し

和歌山・えすみで「別荘気分」と列車の旅 🚊🍷☆彡(前編) - kotarosandayoneの日記 (hatenablog.com)

和歌山・紀伊勝浦駅前で勝浦温泉に入って出てきたところです。今から紀伊田辺行の普通電車に乗って今日の目的地「えすみ」に行きます。

ところで「えすみ」と聞いて皆さんは何を想像しますか?

 

やっぱり「マキコさん」ですよね~。こちらの方は「江角」ですが、この日訪れるのは

「江住(えすみ)」と書きます。「入り江に住む人」みたいに江住さんという苗字の人もいらっしゃるかも?(私の苗字は「中村」ですが)

駅前でご飯食べて、温泉入って、ちょうどいい塩梅に電車が来ました

今から「江住」行き、違った「紀伊田辺行」の電車に乗ります。江住まで1時間と6分。長すぎず、短すぎずちょうど良い時間です。

赤い星で示した所が「江住」になります 串本を経由します🚊

紀伊長島(三重)から紀伊勝浦までの景色も良いんですが、勝浦から南は本当に波打ち際を縫うように走ると言っても良い位、素晴らしい風景の連続です。

前回遊覧船で立ち寄った、太地の桟橋と捕鯨船

太地駅 特急停車駅だが無人

景色は最高なんですが、電車の構造上ちょっと問題がありまして、

ロングシート」といって、通勤車両にありがちなシート。着席できる人数より1両に沢山乗れる事を優先した車両です。

山手線や大阪環状線などと違って、「本州最果ての地」(失礼)でどうしてこのような車両が必要なのか? 景色を眺めながら進めましょう。

透明度最高の「玉ノ浦」下里~紀伊浦神 間

基本、ワンマン運転なので「運転手から車両の中・全体が見渡しやすい」事を優先しているのだそうです。

海の景色を眺めようと思うと、ロングシートに「横座り」してさらに体をよじらなければならない。1時間の道のりでこれはキツイですよ。

人がそんなに乗っていないんだから窓と垂直にシートを設けた「シーサイドビュー」優先で良いじゃん?と思うのは旅行者だから言える事。

生活路線にしている地元住民にとって窓の外は「毎日見飽きた景色なんです」。勿体ないなあ~(旅行者のつぶやき)。

何なら観光列車みたいに座席が完全に窓の方を向いていて欲しい💕と思う位の景観です。でも毎日利用している人からしたらどうでしょうか。

秘境感たっぷりの和深(わぶか)駅 「えすみ」まであとひと駅

やっぱり途中で腰が痛くなって姿勢を右や左に替えながら江住駅に着きました。午後2時26分。津駅を出たのが午前9時だから、途中下車したとはいえ5時間半経過している。

駅舎の中にはベンチと本が置いてあって

次の電車を待つ間に薄い本なら1冊読めたりして??

いよいよ手書きの地図が活用されるシーンになりました。

駅から国道に合流するところにコンビニがあります。ちなみに写真を撮るのに立っている場所はかつての「熊野古道大辺路(おおへじ)」になります。お地蔵さんも右に小さく小さく写っています。

「コンビニのベンチ」で食べるおにぎりやカップラーメンはさぞかし美味しいでしょう!しかし先ほども言いましたが地元の人たちはせいぜい「屋根つけて欲しい」位しか。

飲み物を「少々」買って国道沿いの歩道を行きます

このあたりはずっと、入り江と岬が交互にある地形で、車で移動するとアップダウンの繰り返しなんです。(一度だけ自転車で走りましたがそれはもう。)

今日お世話になる「1泊限りの別荘」はそんな岬のてっぺんにあるのです。

やってきました。「カフェパノラマすさみ」。正面入り口の一階が喫茶店。その上がレンタルスペース。棟の奥が民宿(部屋貸し)になっていてそこに寝泊まりします。

【詳しくは公式をご覧ください】パノラマ==> カフェ 、レンタルスペース 、民宿 (goope.jp)

立地的には、駅から徒歩5分の所に宿があって、近くには道の駅🏠はあるわ、水族館🐟はあるわ温泉施設🛁はあるわで、この風景と相まっておこもりには最高の場所なんです!名付けて「えすみワールド」(笑)。

ベランダからの景色 枯木灘とずっと奥に潮岬

「どうしてこんなところに1人で来たのでしょう。怪しすぎる」。

と思われるのもアレだし、そもそも2~4人で泊れるところを1人で貸し切りで申し訳ないと思って津のお土産(リュックの中で変形していました(^-^;)を渡しました。

家の住所を書くと「津は大変懐かしいですと宿の方が仰るのでどうしたかというと、「津の短大に通っていました」というではありませんか?!(以下、「書いてもらって良いです」と言われたので続けます。)

私の住んでいる家からその「短大」まで直線で1キロです。何と奇遇な!!

和室が寝室になっています パジャマ貸出しあり

「そのころは三重に住んでいたんですか?」と聞きますよね。「いえ、短大に通うために津に下宿していました」。「でも言ったら紀伊半島の反対側ですよね?」「(公立で)学費が安かったので」と仰っていました。

そのころから優秀な人材が津に集まって来ていたんですね~(今もそうですが)📚🖊

敷地の芝生広場は女性専用キャンプ場です

地球は丸いと感じる大海原に抱かれた別荘暮らし(ただし1泊)の始まりです!後編で終わらせるつもりが、いつものように無理でした。

ひとりワインなんぞ傾ける訳ですよ

(後編その②)に続きます。いつもの事ですいません~。2024年4月28日更新■■

和歌山・えすみで「別荘気分」& 列車の旅 🚊🍷☆彡(後編その②) - kotarosandayoneの日記 (hatenablog.com)