【前回まで】折り畳み自転車で奈良の大仏・伊賀の大仏 その1 - kotarosandayoneの日記 (hatenablog.com)
小さくて見にくいですが、自転車で元興寺から東大寺、「空海展」を開催している奈良国立博物館と回って、JR奈良駅前のホテル★に入りたいと思います。
東大寺周辺で道が混んでいてもスイスイ走れるかなと。今回の目的は「奈良から自転車で津まで走ってこれるか」です。
なかなかスイスイとは行かず、平日とは言え沢山の観光客を交わしながら、時には地下歩道を通り、結局押して歩いた区間もありました。
日本に居ながらカルチャーショックを受けました(笑)。
写真を撮っている人にとっては駐輪場だろうが関係ない。被写体あるのみ。
タイヤでフンづけるのも嫌だなと思いながら恐る恐る駐輪しました。
なんだかシュールな光景です。
東大寺南大門★国宝指定 平安時代に地震+台風で倒壊した後、鎌倉時代に再現されたそうです。
阿形・吽形の金剛力士像は撮りませんでしたが、世に「運慶・快慶の作」と伝わる仏像は数多いものの、こちらは間違いなく本物でしょう。1203年作。
東大寺中門★重要文化財指定 東西南北の回廊で大仏殿とつながっています。ここからは拝観料金がかかります。
大仏殿の拝観料金は800円で、まあそんあものか。と思っていたら翌日伊賀で出会った東大寺の近くに住む人によると「値上げしました」との事。
円安なんだからインバウンドの観光客は800円で、普段円で暮らす日本人は600円に据え置いて欲しい、などと考えましたが、、
要らんことを書くと更に円が値下がりしそうなのでこの辺で置いて。
訪日の人達にとって東大寺と奈良の大仏はインドのタージ・マハルやカンボジアのアンコールワットのようなものでしょうか?
大仏殿に入る前に振り返って灯籠を撮って、帰って調べたら 東大寺八角灯籠★国宝指定 でした。大仏様や建物が後年に造り変えられているのに対して、灯籠は東大寺創建当時のものです。
それは圧倒的な存在感を持って国の東西を問わず参拝者を出迎えてくれます。
東大寺盧舎那仏像★国宝指定
聖武天皇の詔(みことのり)によって、国家プロジェクトとして作られた。国中から銅や金が集められ、行基が全国を回って寄付の勧進につとめた。開眼法要は西暦572年。
単独でも十分に大きい国の重文です(★重要文化財指定)。
後光が差しています。正しくは光背(こうはい)と言うそうです。浮いているように見える仏様は何体あるのかしら。
奈良 大仏案内(東大寺 大仏殿ガイド)|観光地情報|奈良格安ビジネスホテル<公式>【ビジネス旅館やまべ】 (yamabe-hotel.sakura.ne.jp)
奈良市内ではなく天理市内のビジネス旅館様に大仏さまの事が詳しかったのでリンクさせていただきます。
いかにも外国人が好きそうな・・いや今の旅行者は「恥ずかしい」と思ってお土産にもしないかもね (^^;) 。
東大寺南大門から自転車を漕いで、いや、半分押して奈良国立博物館にやってきました。駐輪場は撮りませんでしたが「さきほどの所」とそんなに雰囲気は変わりませんでした🦌🦌。。
展示されている国宝だけで28件と「かつてない」空海展だそうです。リンクを貼りますので、行けていない人、行ったという人も一度のぞいてみてください。
空海 KŪKAI | 奈良国立博物館 (narahaku.go.jp)
絵葉書を買ったので、載せさせていただきます。
【左】国宝 五知如来坐像のうち 大日如来 曼荼羅の中央に位置するいわば、宇宙の中心といってよい存在です。平安時代(9世紀)京都・安祥寺蔵
【右】弘法大師坐像(萬日大師)室町~安土桃山時代(16~17世紀)和歌山・金剛峯寺蔵
少し左を向いた弘法大師さまは現地・金剛峯寺の宝物館で拝観して以来、10何年振りかの「再会」で嬉しかったです。
思うに胎蔵界・金剛界の曼荼羅は「人ひとりひとりの心の中にある秩序」ではないかと。胎蔵界は生まれてから悟りを開く前。金剛界は悟りを開いた後。
私はそのように解釈するようにしました。ではそろそろ今日の宿泊地に向かいます。
この画面を残す(到着する)前に、スマホのバッテリーが上がってしまって、部屋の中に入ってからキャッチしたものです。本末転倒ですがブログ用として。
ホテル用の駐輪場が見当たらなかったので、フロントの入り口に畳んだ🚲を置いてチェックインし、小さな自転車を遠近法で更に小さく見せて「部屋に持ち込んでよろしいか」と尋ねると、快くOKして頂けました。
私が泊まったのは別のホテルです。食事なしプランだったが、素直に1階のレストランを利用したのは🐟️が美味しいと聞いたので。
今は流通が発達しているので「海なし県」でも仕入れにこだわりがあれば大変おいしく頂けます。本日の鮮魚 イサキ造り ¥1200 を注文します。
このような盛り付けで出て来た時にもう勝利を確信しました。これは東大寺と元興寺に参ったご利益かなと。
50ウン年生きて来ましたがイサキの造りとしては最高クラスでした。
ちなみに過去一の鯖(さば)の刺身は宇都宮の居酒屋で食べた「関さば」でしたからね。
奈良市内ですがレストランの名前は「あす香」。早くもリピート確定ですね。
夕方の大相撲に始まって、野球、バレーボールの国際試合を見ながら、天理市で買った🥜🥜を🍺でポリポリポリポリ、どうにも止まりません。
あした(5月25日)は、自転車旅の本番です。部屋に自転車を持ち込めた事で展開が変わって来ました。その3に続きます。
2024年6月2日(日)初回更新■■
折り畳み自転車で奈良の大仏・伊賀の大仏 その3 - kotarosandayoneの日記 (hatenablog.com)