大阪・兵庫の岩山を登る 高御位山(その1・前泊) - kotarosandayoneの日記 (hatenablog.com)
兵庫県の西明石で泊った翌日は「播磨富士」こと、高御位山(たかみくらやま)に挑戦です。
JR山陽本線の曽根駅を出発して尾根にとりつき、姫路市~高砂市~加古川市の県境を歩いて曽根駅のひとつ東の宝殿駅までを歩きます。
標高300メートルそこそこでしょ~と思っていたのは「登る前」。歩行距離が10キロメートルもあると気づいたのは「このブログを書いている、登って2週間後」ですからのんきなものです。
西明石駅のホーム 転落防止にプロレスやボクシングのリングの様にロープが張ってある。
どうやって開け閉めするのだろう。電車がやって来ました。
何と!!支柱のようなものが上にせりあがって、ロープ全体を持ち上げました。例えれば、チャンピオンのリング入場で若手がロープを上にグイっと引き上げる感じ(分かってもらえるかしら)。
知らない土地に行くと知らない事が多い。
東播(東播磨)屈指の人気の山にしては、えらい地味な入り口やなあ~と思って登ると。
「直進 高御位山(扉の向こう)」と親切に書いてある。開けましょう。
下界はもはや「柵の向こう」です。ここからは何事も自己責任です。と、上る方を見ると、
昨日、中山連山で「もうお別れした」はずの急斜面の岩場が登場~・・
誰も歩いていないし落石はないだろう。どのみち転がり落ちたら助からないやと思って、ヘルメットはリュックの中です。
あっという間に標高を稼いだ感じ。向こうは瀬戸内海側だが険しい岩肌の山が見える。
最初のピーク、大平山(156m)に到着。何を持って「平ら」だというのか?!
左から右に続く奥の稜線をこの後全部歩くのです!!一番高いところが高御位山(300m)。正面を見ると
大谷山(右)、地蔵山(左)、真ん中奥に見えるのが鷹ノ巣山。あれらを次々にこなして行かなくてはならない。
ミツバツツジとオンツツジの競演も、どこかフワフワして楽しめない。。
右前方下に「鹿島神社」の鳥居が見える。あの神社を起点に登るのがメインルートらしくて、そういえばさっき山道にこんな看板があった。
どうやら、高御位山の稜線を全部歩く「全山縦走ハイキングコース」に挑戦していたようです。気が付いたのが遅い。平地でも10キロ歩くのは中々ですが、それを基本、山道とは。
ずいぶんと先は長い。それどころか、せっかく登ったのに鹿島神社コースと合流するまで、(標高84mまで)100m以上下って、萎えました。
水色の柵の半円展望台にくると、神社から次々と人が登ってきます。次の難所は高御位山の名物「百間岩(ひゃっけんいわ)」の登り。
今更ながら「関西の低山」のイメージとは違っていた。どこの山に登ってもロックガーデンやんか。
誰もヘルメット被っていないし、恥ずかしいから被らないでおこう。もう少し落ち着いたところで2人組のうち「連れて来た方っぽい」人に聞いてみると「この山に登るのは4回目」だそう。
そりゃ、誰か連れて来たくなりますわ。楽しいですよ。楽しいですとも。
振り返って、足場の良いところで写真を撮るも高度感がいまいち伝わらない。悔しい。
いっぱい写真を紹介した割には全然進んでいません。その3に続きます。
2024年4月18日(木)更新■■