大阪・兵庫の岩山を登る 高御位山(その3) - kotarosandayoneの日記 (hatenablog.com)
【高御位山】高御位(たかみくら)とは天皇の玉座を示します。人類の発祥の頃に金星から隕石が地球に落下し、3つに割れて熊野と京都、そしてこの山頂に落下しました(御由緒による)。
国土地理院の位置情報アプリ ここぞという時に重宝します
麓の高御位神宮には、金星の神や熊野権現も祀られています。【外部リンク】兵庫県加古川市 高御位神宮の御由緒 – 高御位神宮 (takamikura-jingu.or.jp)
高御位神宮は熊野修験道本庁とも記されて、和歌山の熊野本宮大社と同じ苗字の「九鬼家」が先祖代々お祀りを務めています。
修験道の山だったのですね。もう少し認識しておけばよかった。
「今からは下るだけ」と侮ってはいけません。修験の道は後半に入ります。地図でルートを確認します。
山頂からまっすぐ下って、少し上り返して「小高御位山」の山頂▲を踏んで、更にアップダウンを繰り返しながら麓に下りていきます。
ルートが分かりやすい尾根伝いだから迷う事はないかな。それにしてもいきなりの岩盤の下り。
「三重県の山に登った事があります」という女性を含むグループはさっさと下りて、見えなくなりました(泣)。
「せっかく三重から来たなら、全山縦走していってください」とグループに励まされたので立ち寄ります。先に行っちゃいましたが。
ここからも麓の神宮にまっすぐ下りるルートが地図に出ているが、これを下りる勇気はとてもありません。(下りたら全山縦走がかなわないし~)。
「連れて行ってあげる。大丈夫だから」と言われても実際下りるのは自分ですからね。
そんなこんなで、時折大きく登り返しながら、北山奥山に下りて来ました。いや、下りてはいないな。さっきの小高御位山と標高が変わらない、183m。
ここからの景色がすごいんです!市街地と岩山が隣り合っている。さすが兵庫。
余りに気持ちいいので、こんなポーズを決めてみました。
人生は生きている限り修行です。いや、目標に向かって努力しなければいけないのです。(仏の教えでしたっけ?)
その前に目標を見失わない事ですね。
こんな案内板がありました。「太閤岩」。
目の前には敵陣、その向こうには天下統一の目標が見えていたのでしょうか。それとも我が手中に収めたか。
公園のツツジも良いけど、山に自生しているツツジはひときわ美しく、目に焼き付けました。
正直下りてきてホッとしましたわ~。北摂と東播の山登り1泊2日。今回の行程のおさらい。
こんな自販機を見つけました。「ジュース1本50円~」
山に登っている間にタイムスリップしたようです。
山陽本線宝殿駅から普通 加古川駅で新快速に乗り換えて神戸~芦屋~大阪へ。
久しぶりに山に登ったのですが、気持ちよくてしんどい上りの最中でも関西の人は気安く合わせてくれて楽しかったです。調子に乗ってトレッキングシューズをもう一足注文してしまいました。早く届かんかな。
「届かんかな」と書くと「届かないのかな」と思われそうですが、関西では「届くと良いな、届いて欲しいな」の意味で使います。皆さんの地域ではどうですか?
シリーズを書き終えたところで今日は🐯阪神ー中日🐨の3連戦 最後の試合です。ようやくタイガースの打線が火を噴き始めました。
2024年4月21日(日)更新 ■■