kotarosandayoneの日記

街道歩きを中心に、風景などをアップしています

「電車と自転車」で「中山道と東海道」を走りました(?)2021年11月14日(その1)

2021年11月14日(日)☀ おおむね西日本

良いお天気でしたね(^o^)

仕事や用事のない方々は、皆さんあちこちお出かけしたのでしょうね!

ワタシもワタシらしく休日を過ごしてきましたよ。

じゃーん(^o^) *スマホは指で拡大できます

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出発前にイメージを描きました。

滋賀県甲賀市甲賀忍者でおなじみ)水口から自転車を電車に乗せて五箇荘という駅まで運び、そこから自転車で中山道草津まで 東海道と交わる草津で折り返す様に東海道を東に進み、水口に戻って来るという軽い1日コースです。

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リュックの中身はガイドブック ほか

では愛車を愛車に乗せて自宅から出発!!

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「??ちょっと待ってくださいよ、こたろーさん(私)

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自転車を電車に乗せるときにはこのように折りたたんで丁寧に梱包しないと載せられないのでしたよね?

確かに。

近江鉄道水口城南(みなくちじょうなん)駅の時刻表を見てみよう。

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【上の写真】スマホで左下を拡大してみてください・・

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時刻(分)が「四角囲み」になっていますね これはサイクルトレインと言って

「自転車をそのままの姿で電車に乗せても良い!」という私にとってはありがたい電車なのです!!

ひとつ上の写真を見ていただくと「なんと土日祝の全車両」がサイクルトレインとして運行しているではないですか!?

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しかし、車内に「自転車置き場」などというものはなく

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「愛車を膝に抱えて」しばらく乗車していたのですが、やはりちょっとしんどい。

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ごらんのような車内の空き具合なので、チェーンがシートに触れないように(油がつくので)座席の持ち手に括り付けたわけですよ。

しかし・・・

どうも様子がおかしい。

後から後からお客さんが乗って来る。中学生の団体も。

ウォーキングイベントの日なのか?と思ったら何と!

今日(11月14日)は「ワンコインで近江鉄道 全線乗り放題」の日だったのです!

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まあ私もちゃっかり便乗して車内でチケットをゲットしたのですがね。

水口城南⇒五箇荘 850円 のところ 500円 そのかわり

【自転車と私】は車内で「大変なお荷物」となってしまったのです!!

(写真などあろうはずもありません)

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近江鉄道 日野(ひの)駅 この辺ではまだ空いていたのに( 一一)

電車の中でひと騒動(私の中で)あったので、一旦ブログを仕切り直しして

(その2)に続きます。

■■

2021年11月3日 奈良大和三山に登ってきました(その2) 晴れ☀

秋の一日、奈良大和三山藤原京跡、神武天皇陵、橿原神宮を歩いた旅の続きです。

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文化の日は休日のお天気にも恵まれ、藤原宮跡に咲くコスモスを楽しむ家族連れ達で賑わっていました。大和三山や遠くの山とのコントラストが絵になります。

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大和三山耳成山に続いて、天香具(久)山を目指します

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奈良文化財研究所 藤原宮跡資料室の庭の紅葉

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大きなお家の横の坂を登っていきます

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国常立神社のある頂上へ 坂を登り始めて10分足らず 高さ152m

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頂上の木々の間から、最初に登った耳成山とこの後登る畝傍山を望むことが出来ました。三方を山に囲まれたこの地が都をつくるにふさわしい場所とされたのでしょう。

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藤原京はのち遷都する(なんと大きな)平城京に負けず劣らず広かったのですが、当時の文献に従い中国の都に倣って開発したところ、上の模型のように何かの間違いで宮殿を都の真ん中に作ってしまい、さっそく平城京に引っ越して作り直したという事らしいです。へんなの。

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宮殿からまっすぐ南に延びた朱雀大路がありました

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藤原京の南西にある「本薬師寺跡」(もとやくしじあと)

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藤原京から平城京に都を移すとき、薬師寺も「引っ越し」したらしいのですが現在の薬師寺平城京(跡)の南西部にあることから、古くから方位が重んじられていたのでしょう。

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本日の最高峰(といっても199m)畝傍山

ちょうどお昼になったので、近鉄畝傍御陵前駅前(ややこしい)のレストランで昼食をとり、大和三山の3つめ「畝傍山(うねびやま)」を目指します。

いやその前に、初代の天皇神武天皇のお墓を訪ねる事にします。

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神武天皇陵の入り口で(筆者)

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右に90度曲がるように参道を進みます

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我々の他には誰もいなくて、隣の社務所?で国旗が翻っているだけ(くどいようですが本日は文化の日明治天皇の誕生日です)。静かなことで余計に神聖というか荘厳な気分になりました。2019年3月、今の上皇上皇后両陛下が退位の報告にここを参拝、同じく11月には天皇皇后両陛下も一連の即位の儀式を終えた報告に参拝されました。

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神武天皇陵も橿原神宮畝傍山(うねびやま)のふもとにあるので、山そのものが御祭神といってよいでしょう。そのてっぺんに足を踏み入れようというのです。

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戦没者追悼の公苑の脇から登っていきます

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中腹から西に大和平野の景色が広がります 中央奥に二上山

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ふもとから25分ほどかかって、山頂に着きました

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広い山頂にはベンチが沢山あって、皆さん思い思いに休憩しています

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畝傍山山頂から耳成山

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橿原神宮の北神門に下りてきました

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ものすごく境内が広くて、急に賑やかになった感じがしました。神前結婚式のご両人や親族の方が記念撮影をしていました。

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神武天皇を祀っている橿原神宮の参拝者の中、我々2人は山から降臨してきたのだ、などとつまらない事を申しておりました(私が)。下り坂で何回か足を滑らせそうになったのは内緒です(私が)。

出発の近鉄大和八木駅からゴールまで2万歩以上歩きました。無事のお土産にはこちら。

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大和名物「埴輪(はにわ)まんじゅう」です!! とても喜ばれます♬】

【リンク】奈良県橿原市のホームページ

橿原市/名勝大和三山コース (city.kashihara.nara.jp)」

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橿原神宮の鳥居の大きかったこと!(^o^)

天照大神をまつる伊勢神宮とはまた違った趣がありましたよ。

ではまた更新します。 (その2 おわり)

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2021年11月3日 奈良大和三山に登ってきました(その1) 晴れ☀

11月3日は「文化の日」ですが、もともとは明治天皇の誕生日だったことをご存じですか?

明治天皇の先祖はと言いますと、神話時代までさかのぼれば初代天皇とされる神武天皇(じんむてんのう)という事になります。

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神武天皇陵(橿原市)の入り口

もうひとつ、奈良時代平城京の前の都はどこでしょうか?

同じく奈良県橿原市にある藤原京(ふじわらきょう)です。

藤原京を取り囲むようにそびえる?大和三山藤原京神武天皇陵、橿原神宮文化の日明治天皇誕生日)に巡ろうという事になり、会社の同僚と行って参りました!

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前日に松阪肉を食べてパワーをつけました!

三重県の津駅で待ち合わせ、近鉄で伊勢中川経由で奈良県橿原市を目指します。

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近鉄特急ビスタカーの2階建ての車両です

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私の乗車券(PiTaPa)のカードには「鬼滅の刃」のシールが貼ってあります

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近鉄大和八木駅北口から歩いてスタート 午前9時30分

大和三山神武天皇陵、橿原神宮を回る「王道コース」(天皇だけに)ですので、以下のルートをぜひ参考にしてください!! 地図のリンクも張らせてもらいます。

【リンク】奈良県橿原市のホームページ

橿原市/名勝大和三山コース (city.kashihara.nara.jp)

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まずは大和三山のひとつ耳成山」(みみなしやま)から巡ります。
「みみなし」というと「耳なし芳一」を思い浮かべる人もいるかもしれません。
山容を仮に「仏様の顔」と見なすと、丸くこんもりとしていて、稜線がない事から仏様の顔に耳がない、そこで耳成山という名前になったそうです。

ほぼ平面な大和平野にあって、そこだけ月面のクレーターのように突き出ている様は大変興味深いです。このあと紹介する藤原京(宮)の北をガードするようにそびえて?います。

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これは以前宿泊した、大和八木駅前のホテルの窓からみた耳成山です。

今度来たときは登ってみたいなあとの思いを同僚さんが一緒にかなえてくれました。

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耳成山が目の前に近づいて来ました!

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ここから、らせん状に山を登っていきます

miminasiyama-kiseki.jpg (695×578) (sakura.ne.jp)

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登山道は天然林に囲まれています

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登山口からちょうど20分で山頂へ 標高139メートル

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耳成山の山頂から次に登る天香久山(あまのかぐやま)を望む

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耳成山自体が信仰の対象の様で山頂に神社がありました お賽銭10円

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(・・・)

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登った耳成山を振り返ります 良い天気 電車は近鉄大阪線

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藤原京資料室の展示 中央が藤原京の中枢である藤原宮 北に耳成山

資料室の展示で知ったのですが、藤原京平城京に遷都される前のわずか16年間に存在した「まぼろしのみやこ」だそうです。
令和の現在、藤原京跡はコスモスが揺れる人々の癒しのふるさとになっていました。

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コスモス畑と、に登る天香具(久)山(あまのかぐやま)

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最後に登る大和三山畝傍山」(うねびやま)標高199m

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藤原宮跡

以下、(その2)に続きます。

久しぶりに長い距離を歩いてその日にアップしようとしてここで力尽きました(笑)

2021年11月3日 奈良大和三山に登ってきました(その2) 晴れ☀ - kotarosandayoneの日記 (hatenablog.com)

三重の街道歩き「大和街道・加太越え」追記 新堂~伊賀市島ヶ原(奈良県境)

津市内のホテルで今日も原稿(ブログ)を書いております 写真のアップロードが自宅の無線LANより早いので(笑)

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三重県鳥羽市の離島・神島の民家に籠って「潮騒」を執筆した、三島由紀夫のレベルには到底及びませんが (^^)/

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2013年に神島を訪れた吉永小百合さん 筆者秘蔵の写真(^^)/

潮騒」は現地取材をそのまま書き記した最高傑作なのでしょう。「この火を飛び越えて来い!」2013年の朝の連続テレビ小説あまちゃん」でもオマージュとして描かれましたね。

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大和街道に戻って来て頂いたところで(笑)、前々回の続き(JR関西線でいうと新堂駅~島ヶ原駅)を、去年の夏に歩いた写真を整理しつつ紹介したいと思います。

伊賀市の代表的な名所を、桜の時期の写真も織り交ぜて行きたいと思います。

【リンク】

www.bunka.pref.mie.lg.jp

では大和街道歩きの続き JR新堂駅から出発し、西に伊賀上野を目指します。

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JR新堂駅から西に、大和街道を柘植川(つげがわ)沿いに下ってきます。

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拡大したら「伊賀の東北」と謙遜していますが、伊賀に代わるものはありませんよね。

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(ぜひ桜の時期に来たいと21年4月に再訪したのが上の写真です)

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【コラム】

宿場町や集落の両端がジグザグになっているのは大名行列を街道の遥か彼方から見せないためなんでしょう。目の前を通りすぎる30分前から土下座させられたら町の人たちも堪ったものではありません。

「有事」の時は、集落や宿場町そのものを守るためにジグザグの道は意味を持ちます。

大名の一行は、本陣 脇本陣 上級旅籠 中級以下の旅籠 以下、人数に応じて宿泊が割り当てられます。参勤交代の事前情報を知った一般の旅人は宿場町の先に進むかして「間の宿(あいのしゅく)」に追いやられる格好になるのでしょう。  

いわゆる「場末の~」というやつです☺️

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伊賀国伊勢国の境にあった旅館の跡 「大和街道・加太越え」より

「間の宿」や、峠、川上の宿屋は普段は需要が少なく、調整役として宿場が機能するのでしょう。東海道大井川などの「川止め」などでもずいぶん調整が行われました。

参勤交代制度について私たちは教科書で「地方の大名の親族を人質に取らせて幕府(徳川家)に対する忠誠を誓わせ、交代にかかる費用をあてがわせて藩の財力をそぐため」と習いました。

様々な人たちや行列が通る事で、主要な街道の「発展や組織作り」に何役も買ったのであろうと推察されます(対応も面倒くさかったことでしょう)。

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佐那具町の街道集落を行きます。右のフェンスで囲まれているお家は以前どのような役割を果たしていたのでしょうね 覗きはしませんが想像するだけで楽しいのです!

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「右東海道せき||左ならはせ山上」

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伊賀上野赤坂の途中にある「厄除け地蔵」です。(城下町の北東にあたる)鬼門であり、ここに地蔵が祀られているのも偶然ではないのでしょう。

「江戸口」というのは実は地方にとっては鬼門なんでしょうね あらゆる「流行」や「お達し」が江戸からやってくるのは今も昔も変わらないようで 

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(2021年4月 桜の木に囲まれている赤坂の厄除け地蔵)

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「右ならはせ〇道」「左東海道せき〇」 すいません読めません⤵

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(おそらく伊賀上野を代表する大きくて立派な桜の木だと思いますが有名ではありません 隣の三階建てと比べてください 切られませんように!)

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松尾芭蕉 誕生の地」碑 キリスト教で言えばここがエルサレムです。おかしいなあ誰も歩いていないし写真も撮っていない・・(注:ベツレヘムでした すいません⤵)

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菅原道真公を祀る上野天神宮 拝殿は新しくなっています。

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伊賀上野城へと続く「白鳳門」

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お城に近いホテル部屋からの眺めです。 「くノ一」が隠れて(走って)いますね。

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暑い中での街道歩きでした。サミットの乾杯酒「半蔵」でひとり乾杯。

ホテル二食付「伊賀牛のミニすき焼き御膳」みたいなお値打ちなプランでした。

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お題「伊賀の秋 近し」 (→→ホテル)

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ホテルでの朝ごはんの前に、先ほどの白鳳門を潜って散歩です。

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伊賀上野城のお堀の高さは「日本一」らしいです。家康の命を受け藤堂高虎はここから遠く「大坂」方面ににらみを利かせたのでしょう。

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眼下に三重県上野高校 奥中央に昨日から泊まっているホテル

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松尾芭蕉が菅笠をかぶった旅姿を表したという「俳聖殿」上野公園内

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伊賀忍者博物館(営業時間前)同上野公園内

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伊賀鉄道 西大手駅 ホテルの屋根が奥に顔を覗かせています。 昨日とは真逆のアングルですね  電車も同じ(^^)

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JR伊賀上野駅 ひと駅先の島ヶ原駅まで乗車します(結構距離があります)

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大和街道 京都と接する三重県西の端 木津川 ここから伊賀上野にまた戻ります。

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島ヶ原村の名物?「与右衛門坂」(よえもんざか)標高差40メートルを一気に登ります。「伊賀の守りは堅い」のです(笑)

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三本松池 旧上野市と旧島ヶ原村の境 近くには芭蕉の尻もち坂」もあります。

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大和街道は地道も一部残っています。

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「見とどけ地蔵」織田信長の伊賀攻めでここで火の手が上がったのを地蔵が見届けたという伝説が残ります。

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木津川 ゲゲゲの鬼太郎のお家みたいに見えるのは増水時には田んぼに水を流す排水機場。下流の多くの人たちのためにいざという時に田んぼが犠牲になる?仕組みです。

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「伊賀越えの敵討ち」で知られる鍵屋(かぎや)の辻 道標は拡大してみると「みぎいせみち ひだりなら道」 上の方で紹介した「赤坂」とは反対側の「京口」になります。

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伊賀上野に帰ってきました。現代の道しるべ 暑いなあ🌞

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お菓子屋さん 兼 タバコ屋さん 後ろに入道雲🌥

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伊賀鉄道 上野市駅前(忍者市駅) 行きつけのピザ屋さんで「旅の反省会」です。

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追記にしては長くなりました⤵⤵ 伊賀上野城下と街道筋は見どころが多いです。

今回もありがとうございました。図は大和街道の振り返りです。

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三重の街道歩き 名張と伊賀上野を結ぶ「名張(隠・なばり)街道」2021年6月 歩行

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夏見廃寺(なつみはいじ)跡 初代斎王ゆかりの地    筆者撮影

三重県伊賀地方南部の街・名張は関西では大阪のベッドタウンのイメージが強いと思いますが、もともとは「隠(なばり)」といいます。

天照大神(あまてらすおおみかみ)を都の東方・太陽が出ずる伊勢にお連れした倭姫命(やまとひめのみこと)が、大神のご鎮座の場所を探して立ち寄ったり、歴代の天皇に代わって伊勢神宮に仕えた古代の斎王(さいおう)が隠居する(諸説あり)など、「かくれ(隠)の里」にふさわしい、奥ゆかしいところでもあります。

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復元された夏見廃寺金堂 王族クラスが仏に祈りをささげる特別な場所  (名張市HPより)

夏見廃寺|名張市 (nabari.lg.jp) 名張市のホームページより【リンク】

今回は、2021年6月に歩いた、伊賀盆地を南から北へ、名張から伊賀上野を目指した「名張街道」の風景を紹介したいと思います。

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名張市夏見の積田(せきた)神社 イチョウのじゅうたん

【リンク】こちらも参考にさせていただきました 掲載の地図でイメージをつかんでください

"菅笠”で伊賀盆地を歩く。名張街道(名張→伊賀上野) - 2013年07月28日 [登山・山行記録] - ヤマレコ (yamareco.com)

 

ではいつものように私の居住地である「三重県津市」からスタートします。

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まもなく引退する近鉄特急12200系が通りかかりました すでに神っていると考えていました(笑)近鉄津駅

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静かな近鉄名張駅西口 伊賀上野駅行のバスとたまたま同時にスタートしました 朝7時20分頃

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名張駅と名張街道の間に牛小屋がありました 街の真ん中です!

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波瀬街道(伊勢神宮長谷寺を結ぶ)との供用区間です 名張市上八町

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道路が2つ重なっていますが、左側の旧近鉄伊賀線廃線跡)を行きます

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「蔵清水」名張市蔵持(くらもち)地区の井戸水です 地区で共同管理しているようです

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「蔵持春日神社」室町時代の十三重塔がありました (指で拡大可能)

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シャックリ川(*^^*)にかかる、旧鉄道の橋です 大型車通行不可

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近鉄桔梗が丘駅から名張街道は丘陵地(団地)に入っていきます(来た道を振り返る)

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桔梗が丘西団地を抜けたところ 田んぼの中の道を行きます

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こういうのがあるとニヤケてしまいます 猫には会えず

 

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田原開路駅」と読めます 馬や籠(カゴ)の中継点だったのでしょう

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国道368号(現在の名張街道)に合流 東田原簡易郵便局 お家ですね

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「水越」という地名から旧上野市と名張市分水嶺であることがわかります スタートの名張駅から1時間30分

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国道のねむの木 この辺は歩道がなくて難渋しました

一般に行政区をまたぐところは通学路がなく、そのために歩道が整備されていなかったりします。

心配の向きは、ストリートビューで実際に撮影された道をたどっておくと良いでしょう。行程を全部見るとネタバレしますが。

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初瀬街道 美旗(みはた)地区への道を分ける

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美旗地区からの街道

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このように歩道があると安心なのですが 伊賀市蔵縄手~古山界外(地名) 国道368号

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「準西国第二十一番霊場」の碑がある 光明寺

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古山郵便局 近鉄名張駅スタートから徒歩2時間15分経過

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旧道をたどります 東大寺二月堂に関するものでしょうか

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市場寺の参道にある巡礼碑 〇の中に梵字が見えます

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草履や野菜などを稲わらでこしらえ、注連縄にしています 山の神をまつる習わしでしょう

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名張駅から2時間30分 上野名張バイパスに合流しました

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以前の道が並行して残されているので安心して歩けました

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伊勢志摩サミットでの乾杯酒として有名になった「半蔵」の蔵元 大田酒造です

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伊賀市の市街地に近づいてきました 道しるべが2つ

「子やすみち」と読めますが、小さい「す」の文字が重なっているようにも見えます。「子やす」「すてみち」?(※確証はありません)

「子安」というと安産祈願を想像しますが、いわゆる「養子縁組」のお寺でもあったのでしょう。跡継ぎが授からない家がある一方で、子供を育てられない家庭もあったはずです。(稲荷神社は別の敷地にありました)

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今回、伊賀の名所ではじめて「蓑虫庵(みのむしあん)」を訪れました

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スマホの場合は指で拡大して、解説を読んでください(手抜きですが)

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「古池塚」シンプルな庭です 夏は虫よけをお持ちください

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上野愛宕郵便局と武家屋敷通り

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名張の「隠れの里」に対して、伊賀の「忍びの里」 忍者で有名ですよね

将軍様の「お庭番」も伊賀者(伊賀忍者)だったと言われています 江戸城(皇居)にも服部半蔵の名を冠した半蔵門がありますね 甲州街道のスタート地点です。

江戸城が攻められていざという時、東海道を使わず家康を江戸から逃がす手配を整えたのも伊賀忍者だと言われています。(ハイ、得意の脱線でした) 

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こちらはテレビの旅番組などでもおなじみ ご主人が忍者の末裔だそうです

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名張街道を歩き切った記念に、伊賀の洋食の老舗に入ります

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前菜のローストポーク

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カボチャのスープ

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メインの牛タンシチュー 昭和31年創業から継ぎ足して来たデミソースの味わいをぜひ

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デザートのプリンが大きい(*^^*)

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お土産に「伊賀のらくがん」を買いました

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伊賀鉄道「忍者市」駅にゴール お疲れさまでした

【あるき参考タイム】2021年6月26日(土)くもり
近鉄名張駅    午前7時20分スタート
桔梗が丘駅      8時10分通過(旧伊賀線桔梗が丘西団地経由)
・上野名張バイパス合流 9時50分   ⇒大田酒造~蓑虫庵 経由
・グリルストーク 入店 11時50分
伊賀鉄道上野市駅   12時40分ゴール

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「くノ一」松本零士さんデザイン)の電車で「忍者市駅」から名張方面に戻る

皆さんも「名張街道」を訪ねてみませんか。(終わり)

■■

三重の街道歩き 伊勢国と伊賀国を結ぶ「大和街道・加太越え」2021年9月20日 歩行

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【リンク】

www.bunka.pref.mie.lg.jp

最初にリンクを張らせていただいたのは「みえ歴史街道構想」という三重県のホームページです。

こちらに従って歩き、見どころの解説などもここから引用しております。

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大和街道 とは】※HPより引用

「江戸時代には加太奈良道(かぶとならみち)と呼ばれ、関の西の追分で東海道から分岐し、加太峠を越え、伊賀の国を通って奈良へ続く街道。道の歴史は古く、大海人皇子(おおあまのおうじ)が壬申の乱の折に、あるいは源義経木曽義仲を討つ折に通った『加太峠越道』がこの街道の原型とされる」

めちゃめちゃ古いですね~!!

地図は指で拡大してください(スマホ閲覧の場合)

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趣味の街道歩きシリーズの初回としたのは、一度きりの通行ではなく、四季折々の景色を楽しむいわば私の「定番おすすめコース」だからです。

歴史のある道らしい雰囲気があり、自動車専用道路の「名阪国道」に沿っているため、車通りが少ない。農村集落や街道屋敷の佇まい、庭や季節の花が楽しめる。

今回は大和街道と秋の花々』というタイトルをつけても良いくらいです!

前置きが長くなりました。JR西日本の関駅に車を置いて、JR新堂駅まで乗車。ほぼ線路沿いが大和街道なので、歩いて関駅(関宿)に戻って来る感じです。後半に回り道をしていますがこれがキツかった(汗)。

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「道の駅関宿」か、JR関駅の有料駐車場に駐車して、JR線に乗ります。

自家用車と公共交通機関を併用して歩くときは、駅に駐車⇒電車利用⇒歩きをスタート⇒🐾⇒車に戻ってくる というパターンをお勧めします。特に沿線の列車の本数が少ない時はこの手に限ります。そうすれば途中であわてる事もないし、駅で待ちぼうけを喰らう事もない。「道の駅」がゴールならお食事の他、お土産も買えます。

「道の駅」とJRの駅が隣り合っている今回のコースは特にお勧めなのです!!

Googleマップを頼りにしても良いですが、最初にリンクを張った「大和街道」の関連ページをカラー印刷して持つと良いでしょう。一カ所お世話になるローソンの位置は地図にペンで書き加えておきましょう。(後で出てきます)

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関駅の跨線橋から 伊賀方面の西の空を伺います。ここで晴れていると大丈夫でしょう

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一両編成の可愛い電車(ディーゼルカー)がやってきました。加太越えをこなすハイパワーのエンジンを積んでいます。(キハ120型)

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錫杖ケ岳(しゃくじょうがたけ)が大きくそびえます(列車後方より臨む)

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JR草津線との分岐「柘植駅」で亀山行とすれ違います

「はじめて加太越えを歩いてみる」という方は、ここ柘植駅からスタートし、関駅を目指して歩くほうが良いかもしれません。お勧めは桜の時期と何といっても新緑と紅葉の時期です。(今回は紅葉の素晴らしい加太~関 間を省略します ※回り道をしたため )

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JR新堂(しんどう)駅

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駅から南に歩いてすぐ、素晴らしい雲の写真が撮れました(嬉)

新堂駅から南方向に500m位進んで、大和街道歩きのスタートです。しばらくは柘植川沿いに進んでいきます。のどかな道です。

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下柘植(しもつげ)地区の街道集落に入りました お花の鑑賞スタート!!

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シュウメイギクです 聖火ランナーを務めたお友達に教えてもらいました!

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商店の窓ガラスに歩き姿の自分を映したものです コワいです(苦)

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ルドベキア「落ちた種から出たもの」だそうです

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田んぼの畔にも沢山咲いていましたが、やはりこれでしょう!!

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嬉 嬉 嬉 白の曼珠沙華彼岸花

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国道25号線をまたぎます サンガリアの大きな工場の様です こちらも紅白?

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中柘植(なかつげ)地区の集落に入ってきました

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酔芙蓉(すいふよう)と教えていただきました。夕方になるにつれ花の色が「白から赤」に変わるそうです(^^♪

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歩きだしてから1時間強ですが、はやめのお昼をコンビニで頂きます

昼間から赤い色に変わっているやん」と指摘されそうです

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イートインの窓から「霊山(れいざん)が良く見えます 「山頂」からの景色は抜群

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大和街道の中柘植入口にある大師堂(左)

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立派な石造りお大師さんが祀られ、毎日拝まれています

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新感覚派」の文豪 横光利一(よこみつ・りいち)が伊賀で小学校時代を過ごした屋敷跡

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上柘植(かみつげ)の集落に入ってきました

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秋の実りやご長寿に感謝する「めし喰い祭」が行われる都美恵神社(つみえじんじゃ)

(拝殿前ではきれいなお手洗いを借りることが出来ます)

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こちらは去年8月の写真です

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柘植病院(跡)の塀 当時の鉄道トンネル内側のレンガ材を流用したそうです

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JR柘植駅前を過ぎて、いよいよ「加太(かぶと)越え」に備えます

柘植駅から出発した人はこの辺りから大和街道に合流します

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お堂の中をふと覗いてみると・・・

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天照皇大神宮月参」とありました 覗いてよかったです!

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柘植川上流のため池 鴉山池(からすやまいけ)

三重県警の50代以上の捜査に当たった警察官やOBの方は忘れないでしょう 過去につらい事件があった現場です 風光明媚なんですが

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市境にさしかかると採石場や残渣のリサイクル工場などが稼働しています

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峠には旅人宿「伊賀屋」「酒屋」「紅葉屋」などがあったようです 行き止まりなので国道に戻ります

ここから旧大和街道は伊賀の国から伊勢の国に入ります

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私はここを大和街道の「ロウズヘアピン」と呼んでいます バラはありません

F1モナコグランプリの名物コーナーをイメージします

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間違いました

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本物のロウズヘアピン

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巨大な採石場やプラントが稼働していました ここで店内以外で初めてマスクをつけました 正しい使用方法ですね(土日は稼働していないようです)

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大きなダンプカーが上がってきます

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レンガ造りの立派な鉄道下のトンネルです

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明治23年に完成 詳しいトンネルの解説です ※指で拡大してください

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デザインが大変凝っています(この写真は今年2月のもの)

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トンネルを挟むようにお地蔵さんがいくつか立っています 道中安全を祈ります

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伊勢の国 一番西側の加太北在家集落 ずっと下っています

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いつもこのベンチで休憩させてもらっています(北在家公民館)

【ちょっといい話】

休憩しているときに地元のお母さんが通りがかったので「ここ(の集落)はずっと坂道になっていますね」と話しかけると「私が〇〇年前に嫁いできて、初めてお使いをおしゅうとめさんに頼まれて自転車でシューっと下って「ああ楽だわ」と思ったけど、用事を済ませて帰り道の上り坂のしんどかった事~」とまるで昨日の事のように話してくれました。印象的だったんですね (^^)。

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いつもこちらのお宅のお花を楽しみにしています!

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こちらは今年2月の写真です

何と言ったって、この時も大いに感化されて、帰り道に葉ボタンを買ってきて庭に植えたくらいでしたから(笑)

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加太北在家地区の下から この坂がしんどかったのね

加太北在家地区を過ぎると、川俣神社があります

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境内の相撲場と枝垂れ桜 春はテレビなどで紹介されます

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拝殿裏のご神木 樹齢1000年という杉

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なかなかのパワースポットの様です

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関西線は築130年の鉄橋が現役 写真は今年2月

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森林浴の施設で管理人様に断ってお手洗いを借りることが出来ました

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ここから、地道の残っている街道の区間を通ります 木道を歩かせてもらう

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車道をそのまま行けばこの先で合流します 足元の悪い時など

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JR加太駅の手前(西側)に、線路を渡らないと入れない禅宗のお寺があります

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こちらはお寺と反対側の加太駅東側の踏切 私は今回大和街道を外れて遠回りをして関駅に向かって歩きました

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加太駅~関駅の大和街道 新緑や紅葉のスポット(今年2月撮影)

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急な坂道が続きました トレーニングになりました(大和街道ではありません)

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川の中に木橋があるので、遡行用のルートかもしれません

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ようやっと国道1線に出ました 鈴鹿峠・坂下宿寄りです

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国道1号から取り残されたような旧道と集落も通りました 灯ろうがあります

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今回は遠回りをして大和街道に再合流 関宿・西の追分に着いたのが午後5時でした

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関の地蔵院

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鈴鹿」の地名となった、加太越えの道案内に現れたという伝説の鹿

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地蔵院の前の酒屋で買った吟醸鈴鹿」(すずしか)を試しながら反省会 いや ブログを更新しています

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【街道歩き地図のリンク先】

www.bunka.pref.mie.lg.jp

今回も長くなりました ありがとうございました

(2021年9月21日更新)

■■

~“日本一のバス路線” を歩く~特別編③ 八木町(やぎまち)を歩く

このシリーズ「歩く旅」で紹介してきた「日本一のバス路線」八木新宮線。

北のスタート地点である近鉄大和八木駅

      👆 奈良 京都京都線

  大阪難波👈👉  名古屋 伊勢志摩大阪線

      👇 橿原 吉野(橿原/吉野線

の十字路交差点で交通の要衝ですが、古代~中世以降の八木町(やぎまち)

          👆 奈良(平城京

難波(難波津)  👈👉  初瀬 伊勢 

   神武天皇陵】👇藤原京

      吉野 五條 紀伊

古代以降の国道で最も主要な十字路交差点でした。

今回はそんな十字路交差点に発展した八木町(やぎまち)をほんの少し紹介します。

近鉄大和八木駅の南側にあるホテル「カンデオホテルズ奈良橿原」は橿原市(市役所分庁舎)とホテル、レストランの複合施設の高階層を占めています。

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市役所とホテルが重なって見えるのではなく、同じ建物です

「賑わいと交流」を目的にした、PFI方式による運営らしいです。9階がホテルフロントで、5~8階が客室(10階が大浴場)というつくりになっています。

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9階のフロントで八木町(やぎまち)」を紹介しているパンフレットを貰いました。ホテルから、1時間もあれば主なポイントをゆっくり回れそうです。

朝の散歩にもちょうど良さそうですね。ではさっそく出発!!

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ブログとしてはずいぶん手抜きですが、わざわざ文字に打ち換えることもないかなと思いまして。

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八木基督教会(やぎきりすときょうかい)

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門越しの礼拝堂です

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ジュール フェリエ(レストラン)旧六十八銀行八木支店の建物

パンフレットによるとイオニア式の円柱を配する、奈良県南部に現存する最古の鉄筋コンクリート造りのひとつ」とあります。登録有形文化財

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JR畝傍駅(うねびえき)

明治天皇神武天皇陵を参拝するために作られた駅で、現在の駅舎は昭和15年の「紀元2600年祭式典」にあわせて作られたそうです。

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延命院八木寺

長谷寺(はせでら)を開山したお坊さんが天平時代に建てた寺院だそうです

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境内の鳥居には「天明元年」と彫られていました

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👇吉野 五條 紀伊 と紹介した「中街道」です(南向き)

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同じ時点から北向き 伝統的な家並みが始まります

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「中街道」は良い散歩コースです

2階がむしこ窓になっている、明治以降の町家のつくりです。格子戸から土間を少しのぞいてみたら、お住まいの方の音がしたのであわてて離れました(汗)

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登録有形文化財の「岡本家住宅」(非公開) 呉服・反物の卸業 兼 住宅

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福島家住宅 高取藩(高取城下)の下屋敷 参勤交代の起点に使用された(非公開)

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最初に紹介した 古代より日本で最も主要な交差点「札の辻」今は地味そのもの

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西の平田家住宅(左)と東の平田家住宅(中央が中街道 北向き)

東の平田家は「八木札ノ辻交流館」として一般公開されています(橿原市指定文化財

以上、八木町ほんの少し紹介しました。「日本一のバス路線を歩く」その②で紹介した「今井町(いまいちょう)」とセットで歩けば、一日楽しめるのではないでしょうか。

【リンク】

~“日本一のバス路線” 大和八木~新宮 167キロ+αを歩く~ その② 奈良県橿原市~御所市 - kotarosandayoneの日記 (hatenablog.com)

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【参考】宿泊した「カンデオホテルズ奈良橿原」のコーナーダブル 732号室

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西向きのホテルの窓から 金剛山葛城山二上山の稜線

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大浴場の湯上り処から 大和三山耳成山(みみなしやま)東向き

大和八木駅周辺を散策してから、いざ新宮行の「日本一のバス路線」八木新宮線に乗車してみるのも良いかもしれません!かなり乗りごたえがあるバスです。

徒歩で八木駅から新宮を目指すのはマネしないでください(笑)

歩き旅のブログをその①から順にその⑭まで見るだけ、にしてください。

【リンク】

~“日本一のバス路線” 近鉄大和八木駅~JR新宮駅 167キロ+αを歩く 三重県津市の中村さん~① - kotarosandayoneの日記 (hatenablog.com)

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(特別編③ おしまい)