「ワイドビュー」南紀号・紀伊勝浦行きは紀伊長島駅で運転停車中です。
今回のシリーズは友人の「南紀号の乗車体験」という設定で、津からここまで1時間15分の旅。南紀号は後ろの山から下って来たという感じです。
私はこの間に先回りして自家用車で熊野市駅までお出迎えの予定。「こたろー(N村)観光」と呼んでください。
高速道路(自動車専用道路)が熊野まで全通し、特急より車の方が早く着くんです。だからこのブログで鉄道の良いところを応援しています。
彼(彼女)には、あと1時間は車窓からの景色をゆっくり楽しんでもらえたら。
ここからは南紀号の車窓からの写真主体です。
紀伊長島港 マグロ船が何隻も停泊しています。
紀北町の古里(ふるさと)海岸。
【海の眺めの良い席を取るポイント】※2023年6月までの場合(←追記)
海側・窓側の席はA/B席 山側の席はC/D席です。なおかつ名古屋→紀伊勝浦の下りでワイドなビュー」を確約したい時は「2号車の偶数のA席」を指定してください。
(紀伊勝浦→名古屋の上りでは奇数のA席となります。お間違えのないように願います)
自由席なら「あっちやこっち」の景色を楽しめる分、「ワイドなビュー」席がひょっとして空いていないという事も考えられます。
横一列の島に見えるが、全部で一つの島「赤野島」です。
海中に突き出た「丸山」(丸山島)新緑がすごかった!
このあたりの景色を上り方面の南紀号から見た写真です。ちょうど「熊野古道伊勢路・始神峠(はじかみとうげ)のあたり。
尾鷲の手前では「奇跡の清流」としてNHKスペシャルでも再放送された銚子川(ちょうしがわ)を渡ります。「川の上流が直接、海に繋がっている」かのような自然地形が数々の奇跡を作り出します。
尾鷲湾の「弁財島」。後ろの山は熊野古道伊勢路では人気の「馬越峠(まごせ)峠」(左側の斜面の途中あたり)と尾鷲の絶景ポイント・天狗倉山(てんくらさん)。
「ガイドマップと共にワイドな車窓を楽しむ旅」も最終コーナーです。
新鹿(あたしか)海岸
「徐福伝説」の残る波田須町(はだすちょう)を行く特急南紀。秦の始皇帝の命によって不老不死の薬を「日の出づる国」に求めた徐福の一行にまつわる伝説です。
波田須の田んぼです。毎年きれいに耕作されています。海岸沿いの数少ない平坦な土地。
「ワイドビュー」南紀号より先回りして、特急の到着をまちます。駅舎奥の跨線橋に登ってみると。
新型のハイブリッドカー「HC85」が停車していました。2両運転での試運転です。
キハ85系「南紀」が熊野市駅に到着しました。津駅からは約2時間10分の行程でした。皆様もお疲れさまでした。
マイカー(トヨタのハイブリッドカー)はそのまま、友達を熊野・南紀の旅へとご案内します。
「ワイドビュー南紀・車窓の旅」企画はここまでなので、後は🍺でも飲みながらリラックスしてご覧ください。
以下、お借りした写真はすべて注釈付きで【リンク】も貼っていきます。
🚙🚙🚙にバトンタッチ。
上のマップの中央付近、東屋から南方向を見た七里御浜です。昔の人は海岸沿いに歩いて熊野三山を目指したそうです。時には波の危険にさらされながら。
「鬼ヶ城跡」展望台 室町時代には地元の豪族が城を構えていました。上の地図の黄色いコースに沿って歩いていきます。世界遺産・鬼ケ城は一度は訪れて欲しいです。
「鬼ヶ城」の口コミを見ると「入場料も取らず駐車場もタダ(無料)なのはスゴイ」と複数のコメントがありますが、ここから先、落ちたらタダでは済みません。
友人には「列車を降りたら危ないところを歩くから、車内でのお酒は1杯まで」と。
一番急斜面の所で、下を見ても中々だが、真上を見ると (;´Д`) ほぼ垂直です。
ちょうどこの上あたりに、先ほど私のリュックが置いてあったベンチがあります。
上の2枚の写真は、お互いに2キロも離れていません。不思議だな。
【リンク】世界遺産 鬼ケ城(おにがじょう・三重県熊野市) (onigajyo.jp)
世界遺産・花の窟(はなのいわや)神社。ビートたけしさんも訪れて、その不思議なパワーを感じ取ったという事です。
【リンク」花の窟・花窟神社【はなのいわや】 世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』 (hananoiwaya.com)
【リンク】日本の棚田百選 | 丸山千枚田(まるやませんまいだ) | 三重県熊野市紀和町 (maruyamasenmaida.jp)
熊野本宮大社(和歌山県田辺市本宮町)写真一番手前の本殿は天照大神です
湯の峰温泉公共浴場は以前はこんな感じで風情があったのですが、、とても熱かった。タオルを腰に巻いて「湯もみ」をしてから入ったものです。
泉質の良さは変わらず。
川湯温泉「みどりや」の混浴(一応)露天風呂
冬の間だけに出現する、川湯温泉の仙人風呂
【リンク】ペンションあしたの森 – ASHITANOMORI
では熊野川を下って、新宮に入りましょう。(写真は路線バスの車窓からの1枚)
新宮の町の由来となっている「熊野速玉大社」 では「新宮」の「元の宮」は?
こちら、神倉神社。途方もない急な階段を上り下りします。
神倉神社拝殿から新宮のまちを見下ろします。指で🔎して、下のENEOS辺りから見上げると、また驚きます✨
【リンク】摂社神倉神社 - 熊野速玉大社公式サイト|和歌山県新宮市鎮座 根本熊野大権現 世界遺産 (kumanohayatama.jp)
では、新宮駅で「ワイドビュー南紀」と再び合流したという結末にしましょう。
熊野川を特急南紀が渡ります。川の向こうは和歌山県新宮市です。手前が三重県紀宝町。
特急停車駅は残り1区間ですが、ここからJR西日本の路線となるので乗務員が交代します。
こちらは、京都・大阪方面から紀伊半島をぐるっと回って終着駅の新宮に到着したJR西日本の「くろしお」です。電車です。マリンブルーのラインが特徴です。
お腹が空いたので、新宮駅前ロータリーの「徐福寿司」さんにGO!
この「本日の熟成ネタ握り」を食べるためにまた新宮に行きたいくらいです!
(2022年7月24日に「ネタ」を更新しました。本日の赤身はキハダマグロ)
新宮(那智勝浦・太地)に来たら、やはり鯨ベーコンを食べねば。新宮駅前の「かつ田」さんで新宮の地酒「那智の滝」とともに。
【リンク】第一番 青岸渡寺 : 西国三十三所 (saikoku33.gr.jp)
おまけ。
日本サッカー協会のシンボルマークは熊野の神様の使い「ヤタガラス」です。
胸元のワッペンに注目。
熊野本宮大社前の「和歌山県世界遺産センター」には記念のサインボールが展示されていました。釜本さんや、川渕キャプテンの名前が並びます。
「トルシエ」の片仮名が可愛い。
日本に近代サッカーを紹介したという「中村覚之助」氏が、那智勝浦町の出身です。
【リンク】中村覚之助(なかむら かくのすけ):熊野出身の有名人 (mikumano.net)
「日本サッカーの生みの親」覚之助の功績を称えて、熊野の神の使いヤタガラスを協会のシンボルマークにしたという事でした。
JR那智駅前には立派な記念碑が立っています。ここで記念撮影をすることに。
⚽⚽⚽⚽⚽⚽ 円安にウイルス、ミ〇イル、日本の危機を救え!!
・・・・・。
長らくのお付き合いありがとうございました。こたろー(津市在住:ナカムラミツル)
ーブログのネタも尽きたので、また旅に出ようかと思います。
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特急南紀号「ワイドな車窓を楽しむ地図」の無断記載・転載をぜひよろしくお願いします!(笑)
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