お暑うございます🌞🌞
近畿地方や関東甲信地方からは35度を超える酷暑の便りが毎日の様に届いています。気圧配置の関係で台風6号が迷走し、沖縄地方は数日間暴風雨にさらされ、北陸地方から山陰地方にかけてはフェーン現象で大変な事になっています。
地球規模で言うと特に北半球の偏西風が蛇行している関係で、ヨーロッパでは酷暑と入れ替わるように寒波に見舞われているそうです。8月なのに。
世界中の人がネットを使っているので、地球の地磁気が歪んでいるのかもしれませんね??(これは後世の研究をまたねばなりません)
という訳で、今回も愛車を袋に詰め込んで、三重県の津から和歌山新宮方面の列車に乗り込みます。
およそ30年間、伊勢路~紀州路を走り抜けた、ディーゼル特急「ワイドビュー南紀」に代わって、2023年7月から走り始めた「特急南紀」。ディーゼルエンジンと蓄電池(バッテリー)とモーターを組み合わせて走る、ハイブリッドカーです。
3号車の新宮方面前方に、最大で3台の車いすが置けるスペースがありました。自転車も手で漕ぐか足で漕ぐかの違いだけでサドルのついている「車いす」には違いない(独自の見解です)。場所が分からなかったので、自由席特急券を買って、座ってから指定席分の差額を払う事にしました。
まるで広いホテルの部屋を独占しているように、ぜいたくな気分です。ここではディーゼルエンジンの音も小さくほとんど気にならない。実際にはトイレに立つ人が代わる代わる「部屋の中」を歩きますが(笑)。
ドアの上のパネル表示を見てみよう。
駅での停車中や惰性走行時のように動力が働いていない時。
加速する時の様に、エンジンの発電で走る時。
私の自家用車もトヨタのハイブリッドカーですが、車とまったく同じ表示。写真は見切れているが「バッテリーアシスト中」と表示されている。なんだか見ているだけで楽しい。
定刻通り11時14分に熊野市駅に到着 8月5日(土)観測点の熊野新鹿(あたしか)で午前11時半に29.9℃ 湿度75%。体感的にもそんな感じでした。
熊野大花火大会🎆🎆🎆は8月17日、4年ぶりの開催。私がふと手にした週刊誌掲載の「花火大会ランキング」によると、あの秋田大曲の花火(9位)を差し置いて何と全国3位にランクイン!。「海上自爆花火」「鬼ヶ城大仕掛け」をはじめとする約1万発の花火は来場者の体と心を揺さぶる事間違いない!(※8月22日に延期になりました)
花火大会写真コンテスト - 熊野市観光協会 (kumano-kankou.info)【外部リンク】
そろそろ「朝カレー」のパワーがみなぎって来たので、まずは熊野市駅から新宮駅まで軽ーく流して行きましょう。久しぶりのサイクリング。距離が23キロだからちょうど1時間位で着くな。
砂利浜海岸としては日本最長の七里御浜海岸を見ながら行きます。熊野川河口に着いたら以前にはなかった巨大な橋梁が!
下は国土交通省(HP公開)から借りて来た写真 奥が紀宝町 手前が新宮市
紀伊半島を一周する国道42号線の代替道路として整備中の道路の一部で、熊野川河口にかかるこの橋は2024年秋ごろ開通の予定です。長さ821m。
ちょいと上流に進むと見慣れた橋が架かっています。
1935年にかけられた橋は今年(2023年)で88歳。歩行者や自転車も通るまだまだ現役の橋です。
ちなみにこの自転車は調べたところ平成2年生まれの今年で33歳。ロードバイクではなくロードレーサーと呼ばれていた頃の自転車です。ギアチェンジレバーがブレーキの所ではなくフレームに着いている。若い人は見た事ないかも?
JR新宮駅に到着。行きつけ?の握り寿司🍣🍶の店が駅前にあるが、今回は我慢で😣
動物の絵が描かれたバスが停車中。白浜空港行き 後で追い越されました。
新宮からは熊野川に沿って熊野本宮方面へ走ります。
国道168号 災害復旧にしては??自転車も車両なので従います。まあ歩行者はいませんが。
前を見に行ったら、新しいトンネルの工事に伴う交互通行でした。
自転車なので、ちょこちょことこんな写真が撮れます。十分気をつけますが。
では自転車の安全装置(アクセサリー)について
サドルの下、ブレーキの右横に光っているのがLEDテールライト USB端子がついていてUSBポートで繰り返し充電できます。今夜の宿で忘れずにスマホより先に充電しておきます。(AC:USBーC端子ケーブルを持ち運びます)
走行中にスマホを見る事はないけど、停止して現在地を確かめたり、ワンタッチで外してカメラに使ったりします。その隣には光量が十分なライト。トンネル内はもちろん、見通しのきかない道で対向車にアピールできます。
この場所には思い出があって、2020年の4月に十津川街道を徒歩で移動している道中で日が暮れて、最終の長距離路線バス(1日3便)を捕まえた場所です。こちらのシリーズも時間の許す時にみてください。
~“日本一のバス路線” 大和八木~新宮 167キロ+αを歩く~その⑬ 闇で八木新宮線のバスを捕まえる 編 - kotarosandayoneの日記 (hatenablog.com)
新宮から本宮・十津川方面のバスに乗る時は進行方向右側の席が「熊野川ビュー」となります。
国道168号から川湯・湯の峰温泉への分かれ道であるとともに「熊野古道中辺路・小雲取越」のスタート地点です。案内板横の階段を上がっていきます。
本宮と那智山を一直線に結ぶ「小雲取越・大雲取越」完歩コースは名前の通り熊野古道の中でも最も厳しい区間のひとつなので周到な計画と準備が必要です。(1泊2日)
【外部リンク】小雲取越(小口~請川) – 田辺市熊野ツーリズムビューロー (tb-kumano.jp)
「熊野三山」のひとつ、熊野本宮大社(田辺市本宮町)すべての道は本宮に通じます。
ドライバー氏が眺めているのは十津川村・果無峠(はてなしとうげ)の稜線。
【外部リンク】十津川温泉~熊野本宮大社(果無峠) – 田辺市熊野ツーリズムビューロー (tb-kumano.jp)
~“日本一のバス路線” を歩く~ 特別編② 熊野古道小辺路 冬の果無(はてなし)峠 - kotarosandayoneの日記 (hatenablog.com)
和歌山と奈良の県境に差し掛かろうとした時に、「日本一の路線バス」奈良交通八木新宮線のバスとすれ違いました。奈良県の近鉄八木駅と和歌山県の新宮駅を約6時間半で結ぶバスです。
たまたまデジカメの「クリエイティブ機能」が作動してモノクロ写真も撮れたのですが、「八木新宮線バスの思い出」となりませんように、皆さんも乗車してください。
私は自転車で「川の峠道」を越えていきます!
道路沿いからはるか下に見える、十津川村の「鹿淵橋」に寄って行きましょう。自転車を旧道に置いて階段を下りていきます。
橋の上からみる十津川は一見の価値あり。観光地化されている「谷瀬(たにせ)の吊り橋」と違ってゆっくりと渡ることが出来ます。実は熊野市から5時間近く自転車で走って来て、久しぶりに膝に痛みを感じていて、休み休み、峠を越えたというのが正しい。
実際つり橋を渡ってみると「高度感が怖い」というより「不規則な揺れの方が怖い」という人が多いですが、一度に大勢の人が歩くから自分が揺らされているように感じるので、1人で渡ってみたら「意外と怖くない」と思います。しかし直後に「相方」が続くと即「やめてくれ~😭」となると思います(笑)。意味が伝わりますかどうか。
上の写真を見ると「けっこう長いな」と感じるでしょうね。
ヒザが痛いのを理由にゆっくりしているのは良いが、夕方までに十津川温泉に着けるのか?「その2」に続きます。
熊野川を河口から上流まで自転車で🚴遡る旅 2023年盛夏(その2) - kotarosandayoneの日記 (hatenablog.com)
2023年8月17日 最終更新 ■■■■■■■