ヘンテコなタイトルのブログもその④になってしまいました。
大阪メトロとオレンジのルートの南海電車で「津守」駅に到着。木津川を船で渡って大正区のスーパー銭湯♨に入りました。この後はJR大阪環状線外回りで芦原橋⇒弁天町、ホテルに到着後弁天町の銭湯♨を訪ねます。
午後4時の渡船で戻って来たので夕暮れも近い。
1921年(大正10年)、この地で日用品鋳物工場としてスタートし、昭和の初めに床屋さんの椅子、現在は医療用機器や化粧品などを生産しています。詳しくは会社のHPをご覧ください。
続いて、今日3つめの朝ドラのロケ地です。
「久金属工業本社」(ひさきんぞくこうぎょうほんしゃ)。
NHKの連続テレビ小説「ブギウギ」で、主人公が所属する梅丸少女歌劇団(USK)の養成所として外観が使われました。
雑誌の記述を拝借すると「外壁のタイル、デザイン性の高い木製窓や門柱などが目を引く、1937年竣工の木造2階建ての建物」です。
取材ではないけど、休業日で周辺の防犯カメラに映りこむなら(笑)と思って予め「ブログに上げたいので外観を撮らせてください」と問い合わせました。元の仕事柄、何枚もカットを撮る癖があるので、、。
「USK」のモデルとなったOSK日本歌劇団も大正時代からの歴史があって、三重の伊勢で行われた世界祝祭博覧会(まつり博’94)の近鉄グループ館に歌劇のステージを見に行ったことがあります。
スターの第一声「グラナダ~♬」という響きが今も耳に残っています。歌のチカラはすごい。
さてそろそろ南海電車が踏切を渡るな。
久金属工業株式会社/HISA KINZOKU KOGYO.,LTD【外部リンク】クリック出来ます
いつもながら感心しますが、どうやってロケ地を探すのかしら。公共放送の情報網。昔は一軒一軒受信料を徴収したり、新たに建てられたBSのアンテナを見つけるプロがいるとは聞いた事がありますが。
ここから歩いて15分強でJR大阪環状線の芦原橋駅に着きました。乗り換えもないので環状線の駅では今宮駅の次に利用客が少ないそうです。
ところで、大阪周辺の人にはおなじみですが、大阪環状線の発車メロディーは19の駅ごとにあるのをご存じですか?
大阪駅=やっぱ好きやねん(やしきたかじん) 天王寺駅=あの鐘を鳴らすのはあなた(和田アキ子) 新今宮=交響曲第9番「新世界より」(ドボルザーク)・・
新世界🎵の発想もすごいけど・・森ノ宮=もりのくまさん 桜ノ宮=さくらんぼ、など分かりやすい曲も多いです。で、環状線の発車メロディーを聞くのに一番おすすめしたいのはこちらの動画。(クリック出来ます⇩)
【marimba】マリンバで大阪環状線を一周してみた(発車メロディー) JR Osaka Loop Line Train Departure Melodies - YouTube
🚋🚋🚋🎶♫🎵
どうですか、乗って1周したくなったでしょう。私は外回り(時計回り)に2駅先の弁天町駅まで乗ります。
このドーム球場には思い出があって、2001年。この年もタイガースは低迷。近鉄が優勝争いをしていた本拠地のドームは「にわか近鉄ファン」が取り囲み、私も3塁側の内野席で友達を誘って見ていたのですが・・あの西武・松坂大輔から、
タフィ・ローズの55号ホームラン(当時のプロ野球本塁打タイ記録)。9回裏2点ビハインドで北川博敏のソロホームラン(北川は2日後に代打逆転サヨナラ満塁優勝決定本塁打を放つ)、とどめは
ツーアウト1塁から中村紀洋が何とサヨナラ2ランを放ってマジックを3から1にしました。松坂の渾身の164球目ストレート🥎はローズの時と同じく高めに浮きました。
・・てなことを思い出しながら。弁天町駅前のホテルにチェックイン。
このホテルは夜10時まで屋上が解放されていて、JR環状線をはさんだ大阪ベイタワーなどの夜景が楽しめるというのでここに決めました。荷物を置いて銭湯に歩いていける条件もあったけど。
ベイタワーには「空庭温泉」もあって人気ですが、私はタオルと石けんとライトと方位磁石を持ってタワーをかすめるように銭湯に歩いていきました。
なんとか方位磁石を使わずに着きました。「寿温泉」はNHK「ブギウギ」のロケ地で「ヒロインの長風呂シーンが話題に!」と雑誌にあったので期待して来ました。
また下足箱の雰囲気が良いのです。常連さんはドームの年間シートのように決まった番号のところに履物を入れるのでしょうが。
「101匹わんちゃん」でも「101回目のフロポーズ」でもありません。ブログも次回で101回目になるなあと思って。(いつものように)長くなって今書いているのはその④(通算104回)です。
さてここからは勝手に撮影できないので、湯船に浸かった記憶をもとに家で描いたのがこちら。少々記憶違いの所もありますが。
「この画力では銭湯の雰囲気もさっぱりじゃん。自分だけ風呂でさっぱりしてる~」とお嘆きの諸兄(諸姉)に。こんな外部リンクを用意しました(クリック出来ます⇩)
大阪の極めつきレトロ銭湯に、朝ドラが降ってきた 弁天町・寿温泉 | 朝日新聞デジタルマガジン&[and] (asahi.com)
寺院にあるような折り上げ式の格天井(ごうてんじょう)、丸みをおびた番台。そしてこれは実際浸かって分かったのだけど、石づくりの湯船はお湯の温度が高かったはずなのに何故かのぼせない。実は熱い湯が大の苦手なのに不思議でした。
「ブギウギを見て来たんですよ。良く温まりますね」と番台の人に声をかけて帰ろうとしたら、写真付きの絵葉書を貰えました!言ってみるもんだわ。
まっすぐ弁天町のホテルに戻らずに、タオルを担いだまま宇宙船で往復して御堂筋の夜景を何枚か押さえて来ました。
イルミネーションのカラーはそれぞれ時代背景を象徴していて、ゴールドは「バブル期」の色。紫主体の色は90年代(バブル崩壊後?)だそうです。
コアプログラム:御堂筋イルミネーション2023|大阪・光の饗宴2023 (hikari-kyoen.com)【外部リンク】※イルミは2023年12月31日まで開催
上の写真の招き猫のコースターは大阪の道具屋で仕入れたそうです。刺身に猫まっしぐら(👈わたし。)
「関西見聞録」。前回の昭和ロマンから始まって全7話になったのですが、ほんの少しかじっただけでもオモロイところや勉強になるところなど様々でした。
仕事関係では必ずしも順風満帆?かどうかわかりませんが、2024年も社会勉強(ぶらり旅)は続けていきたいと思います。
2023年12月28日 冬晴れ☀の日に更新■■
関連記事は下にスクロールしてご覧ください ↓↓